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楽天モバイルとテレフォニカ、OpenRAN推進に向けて連携

 楽天モバイルとテレフォニカ(スペイン)は、オープンなネットワークを構築する仕組み「OpenRAN」などの推進に向けて覚書を締結した。

 両社は、OpenRAN、5Gコア、OSS(Operation Support Systems)に関する技術推進に係る覚書を締結。今後、無線アクセスネットワーク(RAN)におけるAIの研究やOpenRANアーキテクチャーに関連する実証実験の実施などが行われる。

 また、開発工数の低減や新たな価格帯、ソフトウェアベースのRANのメリットなどを活用した最適な5G RANアーキテクチャーとOpenRANモデルとサービスを提案。コスト効率の高い5Gエコシステムを構築、国際ローミングによる5Gの展開を加速させるとともに、ネットワーク構築に必要な機器やソフトウェアコンポーネントを含む、OpenRANハードウェアとソフトウェアの調達料の拡充、スケールメリットを実現するために共同調達の仕組みを構築するとしている。

 加えて、楽天モバイルが日本国内のネットワークや「Rakuten Communication Platform」において利用する4G/5GコアやOSS技術でも連携する。