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ソフトバンクホークス、「福岡PayPayドーム」にAI検温ソリューション「SenseThunder」を導入

福岡PayPayドームでの「SenseThunder-E」運用イメージ

 福岡ソフトバンクホークスは、新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、「福岡PayPayドーム」のスタジアムゲートなどに、AI温度検知ソリューション「SenseThunder(センス・サンダー)」を導入した。入場ゲートのほか、従業員や関係者入口など計14カ所に合計15台設置する。

 「SenseThunder」は、AI(人工知能)顔認識技術と赤外線カメラを使い、発熱の疑いがある方を検知するソリューション。ソフトバンクの子会社である日本コンピュータビジョンが開発・提供する。

 マスクを着用したままでも、体表温度を約0.5秒で検出し、発熱疑いがある場合通知する。今回は、「SenseThunder」シリーズの最上位機種である「SenseThunder-E(センス・サンダー・イー)」を導入。最大1.5メートルの距離から、前後0.3度の精度で温度検知が可能だという。

検出イメージ

 福岡ソフトバンクホークスでは、同機の設置で個人情報を取得することなくすべての来場者に安心して利用できる環境づくりに努めていくとしている。