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【今日は何の日?】11年前の今日、「iPhone 3GS」が日本で発売

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。

ソフトバンクモバイルが「iPhone 3GS」を発売(2009年)

iPhone 3GS

 11年前(2009年)の今日、ソフトバンクモバイル(現ソフトバンク)は「iPhone 3GS」を発売しました。

 当時はまだ、ソフトバンクモバイルがiPhoneを独占販売しており、日本で初のiPhoneとなる「iPhone 3G」に引き続き、国内キャリアではソフトバンクモバイルのみがiPhone 3GSを取り扱いました。

 本体のデザインは現在のiPhoneと大きく異なりますが、iPhone 3Gと同様に背面は丸みを帯びたもので、3.5インチ、480×320ピクセルの液晶ディスプレイと、オートフォーカス対応で約300万画素のカメラを搭載していました。

 日本国内ではストレージ容量が16GBと32GBの2モデルが用意され、発売時の一括価格は16GBモデルが5万7600円、32GBモデルは6万9120円でした。

 当時のモバイル事情を思い返すと、まだスマートフォンの利用者よりも携帯電話の利用者の方が圧倒的に多かった印象です。しかし、2009年頃にはTwitterが世間的な流行を見せたことで外出先でのインターネット利用も一般的になりはじめ、さらにARを活用した「セカイカメラ」といったキラーコンテンツの登場も、ケータイ業界に影響を与えた大きな要因となったのではないでしょうか。