iPhone 3GS発売、アップルストア銀座ではスタッフとハイタッチ

　6月26日、アップルの直営店であるアップルストア銀座には、朝7時からのiPhone 3GSの発売を待つユーザーが列をなした。

　6時半頃の段階では、7人程度とユーザーの姿は少し寂しい印象だったが、7時直前になると20～30人ほどのユーザーが列をなし、iPhone談義に花を咲かせていた。アップルストア銀座では、事前予約したユーザーだけではなく、当日販売分も豊富に用意しているとのことで、予約なしで並ぶユーザーの姿も目立った。

　一番最初に並んだ男性は、事前予約をしていないユーザーで、深夜2時半から並んでいたという。すぐ近くに勤務先があるため、iPhone 3GSを入手してから出社するそうだ。なお、数あるiPhone 3GSの販売店の中から銀座のアップルストアを選んだのは、「会社から近いし、やっぱりアップルストアで買いたかったというのもある」とのこと。開店時間の7時目前になると、店内ではスタッフたちが円陣を組み、これから始まる長い一日に向けて「Yes, We Can！」と自らを鼓舞していた。

　そして、いよいよオープン。気合いの入ったスタッフたちは、iPhone 3GS購入者のために花道を作り、手拍子でユーザーを向かい入れる。米国のアップルストアを見習ってか、片手を高らかに挙げてハイタッチする姿も見られた。また、早朝から賑わう店内を見て、外国からの旅行者がアップルストアに来店していた。

　店内では、報道陣に対して、ストアスタッフによるiPhone 3GSのレクチャーが開催された。スタッフは「iPhone 3GSのSはスピードのS、体感速度は2倍以上、是非体験した欲しい」などと語っていた。

　なお、アップルスストアでは、購入者向けの特典として店舗を出てすぐにiPhone 3GSが使えるように、スタッフが設定サービスを実施する。メールの設定や基本的な操作方法などをレクチャーするというもので、初めてiPhoneを購入したユーザーでもすぐに利用できるという。

オープニング、拍手で購入者を迎えるスタッフたち	スタッフとハイタッチ
店内のタッチ＆トライコーナー	iPhone 3GSを手にする購入者