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iOS 14のマップ、EV車や自転車用のルート案内機能が利用可能に
2020年6月23日 14:25
23日、 WWDC 2020において発表されたiOS 14では、iOS標準搭載の「マップ」アプリの新機能の追加がアナウンスされた。
新しいマップは、米国内において地図の詳細部分、ナビゲーションを大幅に改良した。同様の改良が年内にはイギリス、アイルランド、カナダでも提供される。また、さまざまなおすすめのレストランや観光地などを手軽に調べられ、その場所について常に最新の情報が得られる機能も利用できる。
電気自動車用ルート
新たなマップアプリでは、電気自動車用のルート案内が利用できる。自動車のバッテリー状況、標高や天候を計算しルート上に充電スポットを自動的に表示する。その際は、所有する車を認識し、互換性のある充電スポットへ案内してくれる。現在対応している自動車メーカーは、フォードとBWM。ほかのメーカーにも対応を呼びかけているという。
また、渋滞や交通規制が実施されている道路を表示し、それらを迂回するルートを提案する機能も利用できる。中国国内でのみ、所有する車のナンバーを登録することで、周辺の交通規制の情報を取得することもできる。