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【今日は何の日?】6月18日にあらためてチェックしておきたい「スマホでできる防災対策」

2020年4月10日、本誌「ケータイ Watch」は、創刊20周年を迎えることができました。20周年となる2020年度、本誌では、日々「これまでの20年」を振り返ってまいります。

 6月18日、過去20年の間、本誌ではさまざまな記事をお届けしてきました。たとえば株主総会シーズンですし、夏モデルが数多く登場する時期でもあります。そういった中で、今回ご紹介するのは、2018年6月18日朝に大阪北部地震、2019年6月18日夜に新潟県で震度6強を観測する地震が発生したということ。

 日本は災害の多い国。この日に地震があったことは偶然ではあるのですが、奇しくも同じ日ということの教訓を生かすべく、今回は本誌らしく「スマホでできる防災対策」をいくつかご紹介させてください。

災害用伝言版、その使い方はチェック済み?

 台風や地震など大規模な災害が発生すれば、まず携帯電話各社は、ユーザー同士で、より手軽に安否を確認しあえるよう「災害用伝言版」を運用します。本誌でも過去、ご紹介する記事を掲載していますが、その使い方は今も変わりありません。各キャリアが用意する災害用伝言板へアクセスし「無事です」といったメッセージを投稿するだけ。

 相手の安否を知りたい場合は、電話番号か、名前で検索します。

 ちなみに格安SIMなどMVNOのサービスを利用している方は、NTT東西の災害用伝言板(Web117)から登録できます。

 もちろん親しい人であればLINEなどですぐ連絡が取れることもあるでしょう。ただ、もし通信が繋がりにくかったり、バッテリーが心もとなかったりするときは、災害用伝言板のほうがよりお手軽かもしれません。多くの人とやり取りするのではなく、一方的な分、安否情報を登録するだけ、という手間の少なさはメリットのひとつかも。

 ただ、音声通話は繋がりにくくなる可能性が高いです。災害が発生する場所への電話が急激に増えることが、過去の事例から推察できますので、なんとか安否を確認したい場合、テキストメッセージでのやり取りがおすすめです。

バッテリー消費を抑えよう

 もし停電が発生したら、スマートフォンをすぐ省電力モードにしておきましょう。iPhoneの場合は、「設定」→「バッテリー」→「低電力モード」で低電力モードをONに。Androidは「設定」→「バッテリーセーバー」からです。

 あわせてディスプレイの自動調節はオフにして、できるだけ明るさを下げるのもお勧めです。

モバイルバッテリーを用意して充電しておこう

 モバイルバッテリーも使いたくなる状況です。手元には、普段使いのものに加えて、できれば、いつでもフル充電にしておくものを用意しておきたくなります。また持ち運びには不便ながら、キャンプなどで活躍しそうな大型バッテリーも最近はさまざまな製品が登場しています。いざというときのために、今から良さげな製品を見つけておきたいところです。あ、そのときは本誌の記事もご参考になれば幸いです。

 地域によっては、お店のどこかにモバイルバッテリーのレンタルサービスがあるかもしれません。

 緊急速報メール(緊急地震速報など)がたびたび届く状況の場合、テレビやラジオなどが身近にあれば、人によってはオフにしたいということもあるでしょう。スマートフォンの設定で、音量などを調節できますので、ぜひ一度チェックしてみてください。