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大阪府で最大震度6弱の地震、災害用伝言板運用中

 18日午前7時58分頃、大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震が発生した。これを受けて、携帯電話各社では災害用伝言板の運用を開始した。各社サイトのトップページから案内されている。

 地震による携帯電話サービスへの影響について、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社とも、11時時点でユーザーに影響のある障害は発生していないとしている。

 NTTドコモによれば、大阪府豊中市および茨木市と、京都府京都市の一部で携帯電話の基地局がダウンしたエリアがあるが、午前10時45分時点で、周辺の基地局でカバーする形での応急措置がとられている。KDDIも同様に、大阪府内で3局、兵庫県内で1局の基地局がダウンしているが、通信ができないエリアは発生していない。

 大手キャリアの災害用伝言板に加えて、NTT東日本・NTT西日本が提供する「災害用伝言板(web171)」はMVNOのユーザーも利用できる。また、各社の災害用伝言板に登録された安否情報を横断的に検索する仕組みとして、「J-anpi」も提供されている。

【追記 2018/6/18 17:29】

 NTTドコモは、午前7時58分頃から、大阪府を中心に一部つながりづらい状況が発生していたと発表した。原因は通信の集中によるもので、午後0時34分頃に復旧。

 また、NTTドコモでは大阪府内の「docomo Wi-Fi」設置エリアで、公衆無線LANサービスの無料開放を開始したと案内している。