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大阪北部地震発災日、大阪中心部の昼間人口は約50万人減少~ドコモの人口分析

 NTTドコモは、携帯電話ネットワークの仕組みを利用して昼間人口の分析をする「モバイル空間統計」の大阪府北部地震発災当日の分析結果を期間限定で公開した。分析対象日は6月18日で対象地域は大阪市。

 同レポートでは、発災当日と平常時の値として2018年5月21日のデータが比較されている。地震後の14時台には、平常時と比べて大阪市中心部の人口は約50万人減少し、北部に滞留している人が多く、通勤・通学が困難になった人と予測されている。

 大阪府外居住者の大阪市への流入人口も平常時のピーク時間と比べると発災日は30万人減少した。18時以降の帰宅時間になると、大阪市中心部の人口は減少しており、同社は、地震により夜間に滞留せざるを得なかった人は限定的とみている。

 モバイル空間統計は、基地局のエリアごとの接続台数を分析し、ドコモの携帯電話の普及率を加味することで、ドコモ以外の利用者を含んだ人口分析ができる仕組み。

大阪府北部地震 発災当日と平常時の人口分布推移の比較動画