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KDDI、音に近づけるアプリ「音のVR」で合唱曲を配信――卒業式がなくなった学生に向けて

 KDDIとKDDI総合研究所は、東京混声合唱団と共に音楽VRアプリ「新音楽視聴体験 音のVR」において合唱曲5曲の新コンテンツを配信している。

 音のVRは、KDDI総研が開発したVRアプリのひとつ。最大360度8Kビデオと360度3Dオーディオから空間的に自然な広がりと定位を持つ、任意の範囲の音場をリアルタイムに合成し再生できる。アプリは、Google PlayやAppStoreから入手できる。

 インストールしたデバイスの操作や動作に応じて好きなパートに近づいたり、遠ざかったりすることができ、実際にその場にいるかのような空気感を味わえる。今回の取り組みでは、東京混声合唱団による合唱の歌声の中で、実際に卒業式の合唱の中にいるかのような体験が提供されている。

 新たに用意された楽曲は、「旅立ちの日に」「大地讃頌」「3月9日」「群青」「心の鐘」の5曲。今回のコンテンツを作成するにあたって実施した「卒業式の合唱曲といえば」ランキングの中で上位に入ったものも選ばれている。

 同コンテンツは、新型コロナウイルスの影響による休校や卒業式の中止、縮小により合唱がなくなった全国の学生に向けて「卒業式で歌われる合唱曲を贈ろう」という趣旨で制作された。

 実際に体験した東京混声合唱団のメンバーからは「はっきり聴こえてくるので、パートごとの聞き分けができる」や「指揮者のポジションで聴けるのは面白い」という声があったという。