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近鉄の列車走行位置サービス、対象路線が拡大

 近畿日本鉄道は、列車の走行位置や遅延情報を知らせる「列車走行位置」サービスの対象路線を、3月14日から拡大する。新たに対象となる路線は、南大阪線・吉野線・長野線・道明寺線・御所線。「近鉄アプリ」や同社ホームページから確認できる。サービスの利用は無料。

 あわせて、アプリ内に、主要駅における列車の発車時刻やのりばが表示される機能も追加される。

列車走行位置
列車出発表示

 近鉄アプリでは、すでに14路線で列車走行位置サービスを提供しており、走行位置とともに列車種別(特急・急行など)を表示している。列車に遅れが生じた場合は、1分単位で運行状況を表示する。

 今回、列車走行位置サービに追加された5路線では、アプリ内で登録特急列車の遅れ状況を通知する機能、列車走行位置の特急列車詳細画面から、インターネット特急券予約・発売サービスへのサイトへアクセスできる機能が追加される。

アプリの画面イメージ

 また、アプリ内に、主要99駅の出発案内表示機能が追加される。出発する直近3本分の列車の発車時刻やのりばを案内。ユーザーがよく使う駅を登録しておけば、アプリのトップ画面から確認できる。

 アプリの対応環境は、iOS 9以降、Android 4.4以降。すでにアプリを利用しているユーザーは、提供開始日以降にアプリのアップデートが必要となる。