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LINEで医師に相談できる「LINEヘルスケア」利用件数が40倍に急増

相談内容の半数以上が新型コロナウイルス関連

 LINEヘルスケアは、同社の展開するオンライン健康相談サービス「LINEヘルスケア(β版)」の利用動向を発表した。

 同社によると、2020年2月の利用件数は前月比40倍に増加、その半数以上が新型コロナウイルスに関する内容を含む相談という。

LINEヘルスケア(β版)

 同サービスは、いつでも医師とLINEでつながるオンライン健康相談サービスで、チャット形式で相談する「いますぐ相談する」と、テキストメッセージで詳しく医師に相談できる「あとから回答をもらう」の2種類の方法で相談できる。

 LINEは、厚生労働省の要望を受けて開設したLINE公式アカウント「新型コロナウイルス感染症情報 厚生労働省」で、医師に無料で健康相談ができる「スマホでお医者さん相談」を提供するなどの取り組みを行っている。

 LINEヘルスケアで実際の相談者に実施したアンケートでは、「医師の回答内容は適確で、悩みを解決できたか?」「医師の受け答えの専門性はいかがでしたか?」という項目で、10段階中の「9」以上の評価をしたユーザーが7割を占めるなど、相談者の満足度が高いという。

医師の受け答えの専門性に対する満足度
医師の回答内容に対する満足度

 LINEヘルスケアの対応診療科は内科・小児科・産婦人科・整形外科・皮膚科・耳鼻咽喉科で、対応時間は24時間365日。「いますぐ相談する」は、時間帯や医師の状況により、すぐに医師とマッチングできない場合がある。

 利用料金は「いますぐ相談する」が30分ごとに2000円(税込、以下同)、「あとから回答をもらう」が1000円で、相談内容の受付後48時間以内に医師がLINEを通じて回答する。