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MM総研のMVNO各社のネットワーク品質調査、動画やアプリDLにはサービス間で差も
2020年2月26日 16:51
MM総研は、MVNOサービスの主要6社、サブブランド2社を対象にネットワーク品質に関する調査を実施した。調査期間は2月4日~2月5日。計測に用いたのはSIMロックフリーの「iPhone 8」。
調査対象のサービスはドコモ回線で楽天モバイル、IIJmio、OCN モバイル ONE、mineo、BIGLOBE モバイル、LINEモバイル。au回線でUQ mobile、BIGLOBE モバイル、mineo。ソフトバンク回線でワイモバイル、LINEモバイル。
各調査の結果は
調査項目は動画再生、ギガ消費、Webサイト表示、マップ表示、アプリダウンロード、通信速度の6項目。基準値を3として5段階で評価した。基準値については事前計測に基づく結果とアンケート結果および有識者会議で決定した。
Webサイトの表示状況では、MM総研の公式サイトを表示。マップでは新宿を検索して表示されるまでの時間を計測した。昼時間帯の混雑時に基準値をクリアした事業者は、ドコモ回線ではOCN モバイル ONE、au回線ではUQ mobile、ソフトバンク回線ではワイモバイル。そのほかの時間帯ではいずれのサービスも基準値をほぼクリアしていた。
動画再生では、遅延や再生停止の有無、画質を調査。動画視聴の需要が増える夜間に調査を行った結果、8事業者11サービス中、10サービスにはスムーズに再生できた。しかしサービスごとに通信速度に起因する画質の変化があった。高画質を求めるのであれば、mineoとBIGLOBEモバイル(au回線)が優れているという。
また、通信容量節約については、mineo(ドコモ、au回線)、UQ mobile、BIGLOBEモバイル(au回線)、ワイモバイルがHD画質で再生したため、通信容量が多くなった。
約80MBのアプリをダウンロードするまでの時間を計測したところ、基準値をクリアしたのは、ドコモ回線でOCN モバイル ONE。au回線ではUQ mobile、BIGLOBE モバイル。ソフトバンク回線ではワイモバイルという結果になった。