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2019年のタブレット出荷数は739万台、アップルが10年連続シェア1位

 MM総研は、2019年(1月~12月)におけるタブレット端末の国内出荷台数をまとめたレポートを発表した。総出荷数は前年から9.2%減少し、739万台となった。

 総出荷台数が800万台を下回るのは6年ぶり。要因のひとつは、大手携帯電話会社が提供するモバイル通信対応のタブレット(セルラータブレット)が大きく減ったため。特にNTTドコモの製品が減少した。その一方で、Wi-Fiだけに対応するWi-Fiタブレットは2年連続で増加している。

 メーカー別シェアを見ると、トップはアップル(393.1万台、シェア53.2%)だった。これで10年連続で国内シェア1位となった。

 続いて2位はファーウェイ(98.4万台、13.3%)、3位はNECレノボ(51.5万台、7%)、4位は富士通(49万台、6.6%)、5位はマイクロソフト(41.2万台、5.6%)となった。

 MM総研では、2020年以降のタブレット市場の回復に向けて5G対応タブレットの登場や、プログラミング教育の拡がりへの期待を指摘している。