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「iOS 13.2」が登場、iPhone 11シリーズに新たな画像処理
2019年10月29日 06:45
アップルは、「iOS 13.2」の提供を開始した。
iPhone 11、iPhone 11 Pro、およびiPhone 11 Pro Maxでは、新たな画像処理の「Deep Fusion」が追加された。これは、A13 BionicのNeural Engineで処理するもので、暗い場所で撮影した写真に対し、質感・細部の表現を大幅に向上し、ノイズを抑えて仕上げるというもの。
また絵文字が追加されるほか、AirPodsでの着信メッセージ読み上げ機能が利用できるようになった。このほかAirPods Pro、HomeKitセキュアビデオ、HomeKit対応ルーター、および新しい“Siriのプライバシー”設定もサポートされる。不具合の修正も図られる。
項目 | 内容 |
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カメラ | iPhone 11、iPhone 11 Pro、およびiPhone 11 Pro MaxのDeep Fusionで、A13 Bionic搭載のNeural Engineを使用して、様々な露出の画像を複数取り込み、ピクセル単位で解析を実行し、各画像の良い部分を合成することで、中から低照度の場所で取り込んだ場合でも質感と細部の表現が大幅に向上した低ノイズの写真を生成 iPhone 11、iPhone 11 Pro、およびiPhone 11 Pro Maxの“カメラ” Appからビデオの解像度を直接変更することが可能 |
絵文字 | 動物、食べ物、アクティビティ、新しいアクセシビリティの絵文字、性別のない絵文字、カップルの絵文字で肌色の選択など、70種類以上の絵文字を追加またはアップデート |
AirPodsのサポート | “Siriで着信メッセージを読み上げ”により、受け取ったメッセージを読み上げてAirPodsで聞くことが可能 AirPods Proに対応 |
ホーム App | HomeKitセキュアビデオを使用して、防犯カメラからのビデオを暗号化して非公開で収録、保存、および表示が可能。人、動物、車両を検知する機能を搭載 HomeKit対応ルーターを利用して、お使いのHomeKitアクセサリのインターネット上または自宅での通信相手をユーザが制御可能 |
Siri | “プライバシー”設定で、Siriおよび音声入力に対する操作の音声をAppleが保存することを許可することにより、Siriおよび音声入力の改善に協力するかどうかを選択することが可能 “Siri”設定からSiriおよび音声入力の履歴の削除が可能 |
バグ修正とその他の改善 | 他社製Appでパスワードを自動入力できない場合がある問題を修正 “検索”を使用するときにキーボードが表示されない場合がある問題を解決 スワイプしてホーム画面に移動する機能がiPhone X以降で動作しない場合がある問題に対処 “メッセージ”で、通知を繰り返すオプションがオンになっているときに通知が1回しか送信されない問題を修正 “メッセージ”に連絡先の名前ではなく電話番号が表示される場合がある問題に対処 “連絡先”で連絡先のリストではなく前回開いた連絡先が表示される問題を解決 マークアップした注釈が保存されない場合がある問題を修正 保存したメモが一時的に消えてしまうことがある問題を解決 “設定”の“今すぐバックアップを作成”をタップした後で、iCloudバックアップが正常に完了しない場合がある問題を修正 AssistiveTouchを使ってAppスイッチャーを有効にするときのパフォーマンスを改善 |