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iPhone 4s/5は11月3日までにOSをアップデートして――アップルが案内

 アップルは、「iPhone 4s」「iPhone 5」向けにOSのバージョンアップを呼び掛ける案内を出している。GPS関連の問題を解決するためで、11月3日までに更新する必要があるという。なお、両機種ともにアップルによる修理サポートは2018年12月に終了している。

iPhone 4s

 iPhone 4s向けとしてあらためて案内されているのは、iOS 9.3.6へのバージョンアップ。11月3日9時までに行うよう案内されている。

iPhone 4s

 iPhone 4sだけではなく2012年以前に発売されたiPad(セルラーモデル)も対象。iPadのWi-FiモデルやiPod touchは影響を受けない。適用しなければGPSで正確な位置情報を得られなくなるという。原因は「GPS週数ロールオーバーの問題」とされている。

 対象機種は、iPhone 4s、iPad mini(第1世代、Wi-Fi+Cellular)、iPad 2 Wi-Fi+Cellular(CDMAモデルのみ)、iPad(第3世代)Wi-Fi+Cellular

iPhone 5

 iPhone 5でも同じくGPS週数ロールオーバーの問題の影響を受けるため、iOS 10.3.4へ更新するよう案内されている。

iPhone 5

 GPSによる現在地取得に影響がでるだけではなく、App StoreやiClooud、メール、Webブラウザなど、正確な日時を活用するアプリにも影響が出る。

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