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タッチ操作になった「キッズケータイ SH-03M」、ドコモから

 NTTドコモは、シャープ製の子供向け携帯電話「キッズケータイ SH-03M」を2019-2020年冬春モデルとして発売する。

キッズケータイ SH-03M
左から、イエロー、ピンク、ブルー

 従来のキッズケータイはカーソルキーなどの物理ボタンを使って操作するようになっていたが、SH-03Mはフルタッチ式に一新。スマートフォンやタブレットなどタッチ操作の機器のほうが馴染み深い世代に親しみやすいUI(ユーザーインターフェイス)としている。

 キッズケータイとしては初めてLTEに対応し、VoLTE(EVS-WB)にも対応した。また、耐久性の面でも、傷が目立ちにくい表面加工や割れにくいアクリル素材で覆われた画面、MIL規格準拠の耐衝撃性能など長く使える工夫が施されている。

 カメラは搭載されていないが、ギャラリーアプリがインストールされている。Bluetoothを用いて両親のスマートフォンなどから画像を転送し、好みの画像を壁紙に設定することもできる。

 Bluetoothビーコンや自宅のWi-Fiへの接続を検知して保護者に帰宅を知らせる「おかえり通知」機能を搭載。学年に合わせて文字入力時の変換候補に現れる漢字の種類が増えたり、細かな機能制限ができたりと、子供の成長に合わせて長く使える機能を備える。

自宅のWi-Fiなどあらかじめ設定したアクセスポイントへ接続されると親に通知が送られる

主な仕様

 画面サイズは約3.4インチで、画面解像度は960×540ドット(QHD)。本体の大きさや重さは未定。バッテリー容量は1200mAh。Wi-Fi 4とBluetooth 4.2に対応する。IP68相当の防水・防塵性能、MIL規格準拠の耐衝撃性能を備える。

 eSIM専用の端末で、内蔵されるSIMカードは「dtab Compact d-01J」に搭載されるeSIMとは異なり、メーカー製のものとなる。SIMカードや電池パックの取り外しはできない。

 ボディカラーはイエロー、ブルー、ピンクの3色。人気キャラクターとのコラボデザインなど、8種類の純正ケースがdocomo selectより別途販売される。

化粧箱
ケース、保護フィルム、ストラップがセットになった人気キャラクターとのコラボデザインアクセサリーが販売される