アップルから第7世代の「iPad」、10.2インチディスプレイで329ドルから

　アップルは、10.2インチのRetinaディスプレイを備え、Apple Pencil（別売）とスマートキーボードに対応する第7世代の「iPad」を発表した。9月30日に発売され、価格は329ドル（約3万5000円）～。

　新しい第7世代iPadは、iPad mini、iPad Air、iPad Proとともにラインアップされる。約350万ピクセルの10.2インチRetinaディスプレイを搭載。アップルでは、カメラとセンサーと組み合わせて、没入感のあるAR（拡張現実）体験に最適とアピールする。同日発表されたゲームプラットフォーム「Apple Arcade」をサポート。

iPadOS

　iPadOSにより、マルチタスクでのドキュメントの操作、Apple Pencilをサポート。ホーム画面は再設計され、多くのアプリが表示されるようになる。また、Todayビューにより、ニュースの見出し。天気、カレンダーへ登録されたイベントなどの概要のウィジェットへすぐアクセスできるようになる。

　同じアプリから複数のファイル、ドキュメントへアクセスできる。Apple Pencilでは画面の下隅からApple PencilでスワイプするだけでWebページまたはドキュメント全体を送信できるという。

　iPadOSでは外部のUSBドライブ、ファイルサーバーをサポート。Googleドキュメントとも連携する。ダークモード、カスタムフォントなども用意される。

　iPadOSは第7世代のiPadとともに無料で提供されるようになり、iPad Air 2以降、すべてのiPad Proモデル、iPad第5世代以降、およびiPad mini 4以降で利用できる。

主な仕様

　チップセットはA10 Fusion。重さは約　ボディには、100％のリサイクルされたアルミニウムが用いられている。32GBか128GBのストレージがラインアップされる。

　ボディカラーはシルバー、スペースグレー、ゴールドをラインアップ。スマートキーボード（159ドル）には日本語レイアウトも用意される。CellularモデルではLTEに対応。Touch IDに対応しており、指紋認証でロックを解除できる。