ニュース
シニア層にもSNSの普及が進む、モバイル社会研究所調査
2018年12月26日 13:37
NTTドコモの内部組織であるモバイル社会研究所は、全国の15~79歳の男女を対象にSNSの利用状況を調査した。調査は2015~2018年の1月にインターネットで実施された。
調査の対象となったSNSは「LINE」「Twitter」「Facebook」「Instagram」。2018年の利用率調査では、LINEが33.8%でトップになり、次いでTwitterが22.4%となった。
年代別の利用率調査では、Twitterは10~40代、Instagramは10代~30代で普及しており、LINEは10~60代、Facebookは20~50代の幅広い世代で普及している。
また、同調査では70代のLINE利用率と、60~70代のFacebook利用率は10%を超えているため、シニア層にも普及が進んできていると分析されている。
利用率トップのLINEについては、各年代がどのような意識で利用しているか調査が行われた。全年代で「家族・友達と連絡が取りやすい」という回答が最も集まった。また、シニア層では「写真・動画を一緒に楽しむ」という回答が他の年代に比べて多く回答が集まり、同調査では、シニア層が家族との連絡手段として日常的にLINEを活用していると分析されている。
毎日LINEを利用するか、という性年代別の調査では、全世代において女性の利用率が男性に比べて多いことが分かった。年代別では10代が最も高くなり半数を超えている。