「LINEで図書館の本を探して予約」、飯能市と富士通が実験

　飯能市と富士通マーケティングは、チャットボットを活用する市民向け図書サービスの実証実験を7月23日～8月31日に実施する。LINEを使って、図書館にある書籍の検索、予約ができるようにする。

　2013年に開館した飯能市立図書館では、クラウド型の業務サービス「FUJITSU文教ソリューション WebiLis（ウェブアイリス）」と、カーリル社の探索支援システム「カーリルタッチ」を導入済み。ICTを活用して図書館の利用者を増加させてきた。

　これまでの取り組みに加えて、時代にあわせた新たな利便性を提供すべく、今回、富士通マーケティングが開発した「図書チャットボット」を用いた実験が行われることになった。

　実験期間中、来館した利用者は「図書チャットボット」のLINE公式アカウントを友だち登録することで、蔵書の検索や予約、ユーザーにあわせた本の紹介などのサービスが利用できる。