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継続的なサービス拡充で選びやすいMVNOに、nuroモバイルの狙いとは
2019年5月8日 17:52
ソニーネットワークコミュニケーションズ(So-net)は、MVNOサービス「nuroモバイル」で、新たにau回線を利用した新プランを発表し、トリプルキャリアでのサービスを開始する。
モバイル事業部ビジネス推進部長の神山明己氏は、新たにau回線に対応することで、さらに多くのユーザーにサービスを提供できるようになると語る。
MVNO国内市場の推移とnuroモバイルの歩み
MVNOの国内市場について、契約者数は堅調に増加しており、nuroモバイルもMVNOの市場規模拡大に合わせて継続的にサービスを拡充し、選びやすいMVNOを目指してきたという。
nuroモバイルは2016年秋に1GB刻みの料金プランによって毎月、自分の使い方にあわせてプランの変更をできる体系でのサービス提供を開始した。このほか、深夜・早朝の時間帯は通信量の制限がないプランを提供したことも話題を呼んだ。
取り扱い端末でも、2017年冬に「Xperia XZ Premium」をMVNOとして独占的に発売するなど、特徴的な取り組みを進めてきた。
申し込みが160%に
そうした中、2018年冬、料金プランのリニューアルによって、1GB刻みのプランを選びやすい4プランに集約。わかりやすい料金体系を目指したところ、申込者数も160%に増加した。
そして今回、これまでの端末や料金プランの選びやすさに加えて、回線の選びやすさを追求、au回線でのサービス提供を開始した。
nuroモバイルの申し込み傾向について、手持ちの端末で利用するユーザーが多く、SIMカードのみでの申し込みが約8割だという。今回のプラン刷新で、回線の選択肢が増えたことで、au回線を使っていた幅広いユーザーを受け入れることができるようになった。