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ソフトバンク、2020年度中に竹芝に本社を移転

「スマートビル」のモデルケースに

 ソフトバンクグループとソフトバンクは、2020年度中に東京・竹芝に本社を移転すると発表した。

ビルの外観(イメージ)
「(仮称)竹芝地区開発計画」の位置(A街区が同ビル)

 両社は現在、港区東新橋の東京汐留ビルディングに本社を置いているが、東急不動産が「(仮称)竹芝地区開発計画」(東京都港区海岸1-20-9他)において開発中のオフィスビル(地上40階、地下2階)に本社を移すことになった。新オフィスは、WeWorkがデザインする。

 ソフトバンクと東急不動産では、同ビルにおいてAIやIoTを活用し、ビル内外での人の動きや環境データを収集・解析することで、効率的なビル管理を行う「スマートビル」のモデルケースの構築を目指すという。

 また、コミュニティー型ワークスペースを展開するWeWorkのノウハウを取り入れることで、部署をまたいだオープンイノベーションの促進や、全国にあるWeWorkの拠点を活用することで場所に縛られない働き方の定着にも取り組んでいく。

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