ユーチューバーにも5Gを、4K60fpsの360度映像をYouTubeでライブ配信する実証実験

　ソフトバンクとリコーは、5Gのネットワークを活用し、4Kで60fpsの360度映像をライブ配信する実験に成功したと発表した。

　実験では、4Kで60fpsの映像に対応したリコーの小型360度ライブカメラを使用。カメラは5G対応の小型端末を介して5Gネットワークに接続し、離れたソフトバンク本社にあるパソコンに映像を伝送、VRヘッドセットを用いて映像を確認した。

　カメラと5G端末を移動させながら、映像が伝送されることを確認したほか、ソフトバンク本社側でYouTubeにも映像を伝送、YouTubeのライブ配信においてPCやVRヘッドセットで映像を受信できることも確認した。

　今回の実証実験は5Gのトライアル環境の提供や共創を図る「5G×IoT Studio」の一環で実施された。両社では、YouTuberをはじめコンシューマーの映像ライブ配信の最適化やリッチ化に向けて取り組みを進めていく。