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QRコード決済の自販機、京セラの新型アンテナ――「CEATEC JAPAN 2018」レポート
2018年10月16日 20:15
千葉県の幕張メッセでは、ITやエレクトロニクスの総合見本市である「CEATEC JAPAN 2018」が開催されている。期間は19日まで。
京セラ
京セラのブースでは、「CEATEC AWARD 2018」において総務大臣賞を受賞した金属や水の上でも電波が減衰しない小型アンテナ「Amcenna(アムセナ)」が展示されていた。
その特性を生かし、デモでは、工場のベルトコンベアに見立てた装置の金属部分にAmcennaを搭載したセンサーを設置し、ベルトコンベアの振動データをタブレット端末に送信していた。一般のセンサーに比べ、振動源に設置できるため、より正確データを取得が可能。
また、Amcennaは本体が小さいため、ウェアラブル端末などさまざまな端末に搭載が可能だという。
コマツ
コマツのブースでは、NTTドコモの5Gを利用した、ブルドーザーを遠隔操作するソリューションのコックピットが展示されていた。これまでにも同ソリューションは展示されていたことがあったが、今回の展示ではデザインの変更と機能の拡張がされたという。
コックピットのデザインは、カヤックが担当した。機能面では新たに前後左右のカメラがブルドーザーに搭載され、ブルドーザーを上から見上げたようなアングルでの確認が可能になったという。また、コックピットの右にあるモニターを操作することでアングルを変えて確認することができる。