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カーナビ連携で子どもの送迎をスムーズにするアプリ、トーンモバイルとアルパイン
オープン化された「TONE Platform」を利用
2018年9月7日 16:22
トーンモバイルは、アルパイン、アルパインマーケティングと提携し、車での子どもの送迎を支援するアプリ「おむかえアシスト」を発表した。アプリはアルパインマーケティングが提供する。アプリのインストール、利用は無料。
この提携は、トーンモバイルがスマートフォンを利用したサービスの提供を行う企業・団体に対してトーンモバイルのユーザープラットフォームをオープン化し、開発やテストが可能な「TONE Platform」を利用したもの。アルパインとの提携が第1弾となる。
アプリ「おむかえアシスト」
おむかえアシストは、送迎する側、される側の現在地がリアルタイムにわかるアプリ。子ども側のアプリから迎えの依頼をすることで、親側のアプリにリクエスト通知と子供の現在地が表示される。迎えに行くと、親子の位置がリアルタイムに地図で表示され、距離の確認もできる。
地図を見ながらコメントを送りあえる機能を搭載。親側にはコメントで音声を読み上げる機能を搭載し、運転中でもスマートフォンの画面を確認せずにメッセージを確認できる。
また、設定した待ち合わせ場所をカーナビに送信して目的地として設定することが可能。カーナビと連携するにはNaviConに対応したカーナビが必要で、「NaviCon」アプリのインストールも必要。
アプリの対応環境は、iOS 10.0以降、Android 5.1以降。トーンモバイルのユーザー以外も利用できる。
開発には「TONE Platform」を利用
おむかえアシストの開発には、TONE Platformが利用されている。TONE Platformは、トーンモバイルの端末からサポートまで提供できる点、カルチュア・コンビニエンス・クラブの生活提案力、フリービットの各種技術を活かして、企業・団体が新サービスの検証に利用できるようにしたプラットフォーム。
おむかえアシストは、これまでトーンモバイルの家族向け見守りサービス「TONE ファミリー」のユーザー向けに利用されていたが、この度一般公開された。
ほかにもアルパインとの協業では、フリービットとも連携し、ドライブのみに限らないシームレスカーライフの実現をしていくという。