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スポーツ会場で音響配信、東京五輪を見据えた実験
2018年8月24日 14:13
リコー、エヴィクサー、みずほ情報総研は、総務省が公募した「平成30年度 競技会場におけるICT利活用に関する調査研究」の一環として、味の素スタジアム、武蔵野の森総合スポーツプラザで実証実験を実施する。2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの各競技会場でも実施される。
実証実験では、スマートフォンなどに応援アプリをインストールし、場内に設置されたスピーカーやビーコンなどから送出される音をスマートフォンのマイクが受信することで競技の応援や場内ガイド、災害時には多言語の避難経路情報を表示する。
リコーの屋内位置情報サービスと暗号化したデータを埋め込んだ透かし音を端末が自動認識する、エヴィクサーの音響通信技術「Another Track 技術」を組み合わせて実施される。これまでもプロ野球の公式試合などで提供された実績がある。