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京急、駅のアナウンスをスマホで「見える化」、日英中韓に対応

 京急電鉄は、ヤマハの音響通信技術「SoundUD」を利用し、駅でのアナウンスの内容をテキストで確認できるようにするサービスを開始した。品川駅、羽田空港国際線ターミナル駅、羽田空港国内線ターミナル駅の改札口付近で利用できる。

 新サービスは、ヤマハがスマートフォン向けに提供する無料アプリ「おもてなしガイド」を用いる。アプリに音声トリガーを聞かせることで、駅での音声アナウンスの内容を、日英中韓の4言語でテキスト化し、スマートフォンで確認できる。路線図や乗り換え案内、周遊券、無料Wi-Fiなどの利用方法も確認できる。

 京急では、「おもてなしガイド」を用いた取り組みは国内初とアピール。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、今後は改札口付近に加えて駅ホームや車両内、天災や遅延など緊急時の情報提供も今後検証を進めていく。また提供する駅も、今秋を目処に全駅(泉岳寺駅除く)に拡大する予定。対応言語も追加される