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タクシーの相乗り専用アプリが登場、実証実験で期間限定の公開

 JapanTaxiは、相乗り専用のタクシー配車アプリ「相乗りタクシー」の提供を期間限定で1月24日から開始する。実証実験の一環で提供されるもので、サービスの提供は3月11日まで。対象OSはiOSのみ。

実証実験として提供される「相乗りタクシー」アプリ

 「相乗りタクシー」は、タクシーに相乗りする同乗者の検索や、タクシーの配車・支払いが1つのアプリで行えるもの。国土交通省の相乗りタクシー実証実験に参加するためのアプリで、実証実験に合わせた期間限定の公開・提供になる。

 「相乗りタクシー」の対象の車両は、日本交通グループの一部の車両で、300台。エリアは東京都23区、武蔵野市、三鷹市。

 アプリはタクシーの手配から支払いまでアプリの中で完結しており、代表者を決めて手配したり、割り勘など料金をユーザー同士で相談したりすることは不要で、料金はアプリが自動的に計算する。乗車の際は助手席と後部座席に分かれて座り、コミュニケーションに不安があっても利用できるとしている。

 「相乗りタクシー」アプリはこのほか、ヴァル研究所、NTTドコモ、ナビタイムジャパン、日本航空(JAL)と連携、相乗りタクシーの利用を促すなどのサービス連携が実施される見込み。

 アプリの提供にあわせて、タクシーに乗車しアンケートに回答すると抽選で30名にタクシーの1000円分のクーポンがプレゼントされるキャンペーンも開始される。

 なお、同アプリと実証実験は1月22日から開始される予定だったが、東京都心部の大雪の影響で提供開始日が1月24日に変更されている。