てっぱんアプリ!
終電を逃した!そんな時のお助けアプリ「全国タクシー」
(2015/12/25 06:00)
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: 全国タクシー
開発者: JapanTaxi株式会社
価格: 無料
対応OS: iOS 7.0 以降、Android
カテゴリ: ナビ
ダウンロード: iOSAndroid
忘年会や新年会の季節は、うっかり最終電車を逃してしまうこともあるのではないだろうか。電車がなくなったらタクシーを拾うことも多いだろうけれど、終電後は空いているタクシーがなかなか見つからない場合もある。寒空のなか震えて待つくらいなら、「全国タクシー」アプリでサクッと手配して、いい気分のまま、スムーズに帰宅してみては。
日本全国をカバーするタクシー配車サービス
「全国タクシー」は、日本全国でサービスを展開するタクシー配車アプリ。話題のシェアリング・エコノミーとして国内でスタートしている配車サービスのUberは、今のところ大都市圏でしか利用できないが、本アプリのサービスは北は北海道から南は沖縄県まで、47都道府県の多くのエリアをカバーしている。
アプリで配車できるというと、専用の特別なタクシーがやってくると想像するかもしれないが、12月現在、全国のタクシー会社145グループ、2万5000台以上のタクシーが対応していて、いわば従来型の“普通の”タクシーに乗ることになる。これまで電話などで依頼していたハイヤーを、アプリから気軽に呼べるようになった、というイメージが近いだろう。
手配方法は直感的。車両位置や到着時刻も明示してくれて安心
インターフェースは比較的シンプルで、使い方で迷うことは少ない。アプリを起動すると現在地周辺の地図が表示され、対応するタクシー車両がリアルタイムでどこを走っているかが分かる。タクシーを呼びたい場所を地図上で正確に指定し、あらかじめ設定しておいた決済方法を選んで「注文する」ボタンを押せば、それだけで配車申し込みは完了。車種や下車したい場所を事前に設定することもできるが、手っ取り早くタクシーを手配したいなら、それらの設定は不要だ。
「注文」後は、配車の手配が完了するまで少し待つ。配車されるタクシー車両が確定すると、呼んだ場所までの予想到着時刻と、その車両の地図上の場所が表示される。あとはひたすら待つだけ。実際に試したところでは、到着時刻は交通状況にも左右されるので多少の誤差はあるものの、地図上の車両位置はかなり正確。障害物などがあって目の前にタクシーが停まらなくても、近くに到着したかどうかは気付ける。万が一気付けなくても、配車センターから電話連絡がもらえるようだ。ドライバーには、アプリ上で発行された4桁の確認番号を伝えれば、間違えることなく乗車できる。
ネット決済で手間なくスムーズに乗降
乗車区間のタクシー料金の概算を、注文前に確認することも可能。試した限りでは、おおよそ概算料金の範囲内に収まっており、安心感がある。ただし、表示されるのはタクシーの乗車料金であり、最終的には配車手数料がそこに加算される。決済はアプリ内で指定したクレジットカード決済、もしくはドコモ、KDDIのキャリア決済、Yahoo!ウォレットが用意され、決済方法を指定しなければ現金払いもできる。現金払いの場合は、配車手数料のことも考えて、手持ちのお金が足りそうかどうかにも注意しておこう。
すぐに呼ぶだけでなく、ハイヤーと同じように予約もでき、さらには大型の車種を選んだり、一度に呼ぶ台数を指定することもできる。飲み会が終わりそうな時刻に、必要な台数が到着するようさりげなく手配しておけば、「できる」サラリーマンとして上司や同僚の評価もうなぎ登り!かもしれない。