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ソニー「wena wrist pro」発表、有機EL搭載の上位版、運動向けモデルも
時計部分は機械式やソーラー充電式が登場
2017年12月7日 13:47
ソニーは、腕時計のバンド部分にスマートウォッチの機能を搭載した「wena wrist」(ウェナリスト)の新製品(バンド部)として、機能を向上し質感を高めた「wena wrist pro」を12月21日に発売する。ランニング向けのモデル「wena wrist active」も3月上旬に発売する。また、時計部分(ヘッド部)では、機械式ムーヴメントを搭載したモデルと、ソーラー充電式のモデルも12月21日に発売する。
価格は「wena wrist pro」のシルバーが3万5000円前後(税抜、以下同)、プレミアムブラックが3万7000円前後。「wena wrist active」はブラックが3万円前後。
wena wrist pro
「wena wrist pro」は“完成形”と謳うモデル。有機ELディスプレイを搭載し、防水は5気圧防水に強化、幅と厚みがスリムになり体積比で25%小型化されている。時計に取り付けるラグ幅は22mmでこれまでと共通だが、バンドのほとんどの部分は幅20mmと、スリムになっている。従来製品と同様、スマートフォンのアプリと連携することで、各種の通知を受け取ることができる。内部基板や部材の印字もモノトーンで統一し、作品性にもこだわった。
Bluetooth 4.2 Low Energyをサポート。FeliCaに対応しスマートフォンアプリと連携して電子マネーサービスを利用できる。なお、電子マネー機能の初期設定にはiOS端末が必要。
内蔵バッテリーの動作時間は、スマートフォンと常時接続した標準的な利用で約1週間。充電にかかる時間は約1.5時間。5気圧防水で材質はステンレススチール(SUS315L)。バンド幅は20mmで、取付部(ラグ部分)が22mm。重さは約85g。
wena wrist active
「wena wrist active」は活動量計機能を強化したモデルで、シリコンラバーバンドで構成。GPSを搭載するほか、睡眠計測機能も搭載する。同モデルの最大の特徴は、バンドを装着したまま、時計部分(ヘッド部)を取り外せる機構を採用した点。これにより、運動や睡眠時は時計部分を外し、バンド部分だけを装着して利用できる。時計(ヘッド部)側には、シリコンラバーバンドに設けられた穴に装着できるよう、アタッチメントを取り付ける形になっている。
加速度センサー、GPS、光学式心拍センサーを搭載。Bluetooth 4.2 Low Energyをサポート。FeliCaに対応しスマートフォンアプリと連携して電子マネーサービスを利用できる。なお、電子マネー機能の初期設定にはiOS端末が必要。
内蔵バッテリーの動作時間は、スマートフォンと常時接続した標準的な利用で約1週間。充電にかかる時間は約1.5時間。3気圧防水で、バンドの主要な材質はシリコンラバー。バンド幅は20mmで、取付部(ラグ部分)が22mm。重さは約40.9g。
ヘッド部に機械式やソーラー充電式を追加
腕時計の本体にあたる時計部分(ヘッド部)も、「wena wrist」として新たにラインナップを追加する。こちらに電子機器としての機能はなく、「wena wrist」のバンドと組み合わせて利用する。
wena wrist Mechanical head
当初から表明されていたように、機械式(自動巻き)のムーブメントや、シースルーバックを備えた「wena wrist Mechanical head」が12月21日に発売される。価格は5万4000円前後(ブラックは5万5000円前後)。
文字盤はデイト表示も省いたシンプルなスタイル。重心はより腕側に近く設定され、付け心地にも配慮した。風防は球面サファイアガラス。機械式ムーブメントはシチズン製のミヨタ・ムーブメント「Cal.90S5」で、wenaのロゴが刻印される。
リザーブ時間は約42時間。精度は日差-10~+30秒。ケースの材質はステンレススチール(SUS316L)。防水は5気圧防水、ケースサイズは43mm。厚みは14.35mm、重さは約67.5g。ホワイト、シルバー、ブラックの3色。
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