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新発想のペン入力アプリを開発する「インカソン」、参加者募集中

 ワコムは、富士通コネクテッドテクノロジーズ、NTTドコモの協力の下、ペン入力を活用したアプリの開発コンテスト「インカソン」(Inkathon)への参加者を募集している。募集期間は2017年12月15日まで。

Inkathon with docomo and Fujitsu

 ペン入力関連の技術を保有するワコムでは、ドコモから2018年1月以降に発売される予定の富士通コネクテッドテクノロジーズ製のAndroidタブレット「arrows Tab F-02K」にアクティブES(AES)方式ペン入力技術を供給している。

arrows Tab F-02K

 インカソンは、「インク」と「ハッカソン」を組み合わせた造語で、ペン入力によるインクデータ(デジタルインク)の有益な活用法を見出そうというイベントとなる。ワコムが提供するSDK「WILL」(Wacom Ink Layer Language)を使い、新発想のAndroidアプリを企画・開発する。

 書類審査を通過した応募者を対象にキックオフイベント(12月22日開催)やトレーニング(メンタリング)が実施され、参加者はプロトタイプを2018年2月13日までに開発することになる。その後、3月16日に最終プレゼンテーションと表彰式が開催される予定。優秀なアプリを開発したチームには、賞金(50万円~10万円)と最高500万円のアプリ開発支援金が授与される。