世界100カ国のモバイルネットワークに接続可能、日本でも使い放題の「jetfi G3」

jetfi G3

　MAYA SYSTEMは、世界100以上の国と地域に対応するモバイルWi-Fiルーター「jetfi G3」を発売した。価格は2万4800円（税抜、以下同）。初回100台限定で1万9800円で提供される。

　「jetfi G3」は、eSIMを搭載し、渡航先の国のLTE/3Gネットワークへ自動で接続できるモバイルWi-Fiルーター。これまでレンタルのみで提供されていた。

　渡航先の国では、利用パスを購入することで、現地キャリアのネットワークで、1日単位で最大500MBの通信が可能。利用パスの料金は台湾や韓国が680円、中国や米国、イギリス、ドイツ、オーストラリアなどが780円となっている。

　eSIMとは別にSIMスロットを搭載し、ユーザーが調達したSIMカードを挿入することもできる。日本国内で使えるSIMとして、MAYA SYSTEMは「ALLモバイル」を用意。月間100GB程度まで使える容量無制限プランも月額4980円で提供される。

　「jetfi G3」本体はGlocalMe製。前世代モデル「jetfi G2」と比較して、ディスプレイが3.5インチ→4インチへと大型化したほか、アンテナ精度が向上したとしている。

　最大通信速度はLTEで下り150Mbps/上り50Mbps、3Gで下り42Mbps/上り11Mbps。対応バンドはLTEがBand1/2/3/4/5/7/8/9/17/19/20/38/39/40/41、3G（W-CDMA）はBand1/2/4/5/6/8/9/19。GSMのBand850/900/1800/1900MHzもサポートする。

　Wi-FiはIEEE802.11b/g/nに対応。バッテリー容量は5350mAhで、連続稼働時間は約15時間。充電端子はmicroUSB。大きさは約112.6×65×19mmで、重さは約220g。