スマホ「画面割れ」の経済損失は1382億円～ゲオ試算

　スマートフォンの画面割れによって生じる経済損失は「1382億1250万円」――ゲオが試算結果を発表した。

　スマートフォンの落下などによって生じる画面割れ。買取価格が下落することによって、本来あった価値が失われてしまうという。ゲオは、関西大学大学院での宮本勝浩名誉教授の協力のもと、画面割れによる経済損失を試算。「国民が所有する画面が割れたスマートフォンの台数×（中古スマートフォンの平均買取価格－画面が割れたスマートフォンの買取価格）」という式でその経済効果を導き出した。

　ゲオによれば、買い取り価格が1万円のスマートフォンでも、画面割れになると数百円まで下がってしまうケースもある。スマートフォンを大切に扱うことで、買い替え時に高値で売却できるだけでなく、流通する端末が増加すれば中古市場にもメリットをもたらすという。なお、全国33店のゲオとゲオモバイルでは、画面が割れたiPhoneを安価に修理するサービスを提供している。