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ドコモで下り最大788MbpsのLTE、2017年8月~

夏モデルの「Xperia XZ Premium」「Galaxy S8+」「AQUOS R」が対応

 NTTドコモは、「PREMIUM 4G」として展開するLTE通信サービスを高速化し、2017夏モデルの一部機種から下り最大788Mbpsのサービスを提供する。

 対応機種は2017年夏モデルの「Xperia XZ Premium SO-04J」「Galaxy S8+ SC-03J」「AQUOS R SH-03J」と、2017年春モデルのモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION N-01J」の計4機種。2017年8月以降に提供される予定のソフトウェア更新で対応する。

 当初は東名阪エリアより理論値で下り最大788Mbpsのサービスを提供する。それ以外のエリアでは、下り最大738Mbpsで利用できる。8月時点で、全国の県庁所在地を中心に、250都市以上で展開する予定。

 2017年5月現在でドコモ最速の、下り最大682Mbpsの通信サービスは、「3波キャリアアグリゲーション」「4×4 MIMO」「256QAM」といったLTE Advancedの技術の組み合わせて、下り最大682Mbpsという速度を提供している。

 今回は利用する周波数帯はそのままで、伝送モードを4×4 MIMO向けに最適化。制御信号を減らし、その分を送信できるデータ量を増やすことで、下り最大788Mbpsへと高速化した。

 東名阪エリアの下り最大788Mbpsのサービスは、3.5GHz帯(20MHz幅×2波)+1.7GHz(20MHz幅)の組み合わせを利用。東名阪以外の全国では、1.7GHz帯の代わりに15MHz幅の2GHz帯または1.5GHz帯を利用する。