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KDDI、富士登山者にモバイルバッテリーを配布

各登山口に多言語翻訳対応のスマホを提供

 KDDIは、富士登山者向けにモバイルバッテリーを配布する。また、登山口のナビゲーター向けに、多言語音声翻訳アプリをインストールしたスマートフォンを提供する。

配布されるモバイルバッテリー

 モバイルバッテリーの配布は8月11日より、富士山御殿場口新五合目の「Mt.FUJI TRAIL STATION」で実施する。対象は、登山届けを提出するか、富士山保全協力金(原則1000円以上)を支払った登山者。

 限定1000個で、なくなり次第終了となる。単3形乾電池4本を利用して給電するタイプで、microUSBケーブルが付属する。

登山口で多言語翻訳アプリ搭載のスマートフォンを提供

 また、同社では訪日外国人に向けた取り組みとして、多言語翻訳アプリを搭載したスマートフォンを各登山口に提供する。期間は閉山日の9月10日まで。

 富士宮口、須走口、御殿場口に各1台提供され、訪日外国人に案内を行うナビゲーターが利用する。スマートフォンにはNICTが開発した多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra」がインストールされており、約30言語への翻訳が可能。

 なお、同社では開山期間中に山頂や登山道での4G LTEネットワークを強化している。また、グループのワイヤ・アンド・ワイヤレスは富士山の全山小屋に無料の公衆無線LANサービス「富士山 Wi-Fi」を提供している。

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