本日の一品

壁のスイッチでほっと一息「CAT LIFE ウォールステッカー」

パッケージおもて面。見たままなのでわかりやすい
パッケージ裏面は説明書になっているので、よく読んでおこう

 暑い日が続いている昨今だが、みなさまいかがお過ごしだろうか。筆者はもう諦めてクーラーをつけて過ごしているのだが、それでも部屋を一歩出たときの暑さは身にこたえる。そのうち、部屋の中のさわやかなはずの白い壁までだんだん暑苦しくなってくるから、感覚というものは怖いものだな、と思うのだった。

 壁全体に大きく貼り付けるようなステッカーもあるようだが、あまり大きいと視界に入ったときに目障りかもしれないし、配置のセンスなど、筆者に欠けているものが露呈してしまうことになり、あまりよろしくない。以前、本コーナーでも紹介した葉っぱの温度計のように、壁のワンポイントアクセントとなるようなものがあるといいなと思っていた。

 そんな折、都内の大きなおもちゃ屋さんを物色する機会があったので目的のもの以外のフロアも見て回っていたところ、今回紹介する「WALL STORY CAT LIFE」を見つけたのだ。

 文章で説明するよりも写真を見ていただいた方が100倍わかりやすいと思うが、シルエットの猫ステッカーを好きなところに貼り付けることによって、壁のアクセントになるというものだ。特にそのステッカーによって空気がきれいになるとか、何かが分かるとかいうことはないのだが、動きのあるそのシルエットにほっと一息付けるのは、部屋の主人にとって大きな効果があると言えるだろう。

 全12種類あるステッカーの中から、より動きのあるものをということで、「落ちそう WS-CAT-05」を選択した。他にも「お魚欲しい WS-CAT-03」「ジャンプ WS-CAT-12」あたりは動きがあってよかったのだが、「落ちそう」は2枚貼らなくていいということでを選択したのだ。

 ステッカーの材質はテカテカしたものではなく、布素材が使われているため、照明が映り込むことはなく、シルエットっぽさがより強調されるのも良い点だ。弱粘着素材のため、気に入らなかったら何度か張り直すこともできる。ただそれゆえか脚やしっぽなどの細い部分が浮いてきてしまうことがあったので、貼るときに強めに押しつけた方がよいようだ。

 何か便利というわけではないが、部屋に一つアクセントを付けたいなと思う方にはおすすめの一品だ。

 なお、「猫はちょっと……」という方には「OJISAN」というシリーズもあるので、そちらも見てみるといいだろう。

台紙をはがしたところ。粘着材は弱粘着タイプのため貼り直すこともできる
実際に貼ったところ。スイッチパネルは普段は目に入らないがスイッチを入り切りする時は必ず目にする場所なので、そのたびにちょっと気持ちが和むのだった
製品名製造元購入価格
WALL STORY CAT LIFE東洋ケース735円

大木真一