本日の一品
録音の失敗を完璧に防ぐ! 腕時計型AIボイスレコーダー「iFLYTEK AIWATCH」
2026年9月17日 00:00
去年辺りから継続して、AIボイスレコーダージャンルの製品が豊作だ。ウェアラブルタイプ、(スマートフォンなどに貼り付けられる)ノートあるいはカードタイプ、書き込み可能なタブレットタイプ、もちろんICボイスレコーダー形状のものまで、自分好みのタイプのものを選べるようになってきている。
イベントやセミナー、対面取材などの多い筆者もAIボイスレコーダーへ、並々ならぬ関心があり、数種類買って使ったのだが、最も自分の取材スタイルにマッチしていて使い勝手が良いと4カ月ほど使っていて感じたのは腕時計タイプの「iFLYTEK AIWATCH」(以下、AIWATCH)であったので、何がどのように良かったのかを紹介していきたい。
AIWATCHは、最近では珍しいアナログ式の本物の長針と短針を備えているウェアラブルなAIボイスレコーダーだ。
使い方は簡単で、いずれかのボタンを押して、時計盤の背後のディスプレイが表示されたら、リューズ(メインボタン)をダブルクリックして録音を開始する。
録音中のディスプレイには「記録中」というテキストが表示されるので、録音していることが相手にも分かるし、自分でも確認するのに便利だ。
中座する場合やオフレコの話が出てきた場合などでは、メインボタンを1回クリックすることで「一時停止」を行える。記録しても問題のない会話が始まったら、再度クリックすれば継続する。
取材が終わって、これ以上記録する必要がなくなったら、メインボタンのダブルクリックで保存する。
AIWATCHで録音した内容を文字起こしするには、スマホ向け専用アプリ「AIWATCH」が必要だ。
録音データをアプリに転送したら、「文字起こし」をタップする。数分で文字起こしが完了し、時計にその旨の通知が届く。
腕に装着しているにもかかわらず、5mほど距離があってもクリアに録音されている。文字起こし精度は体感で96%だ。話者の滑舌や声の大きさ、出てくる専門用語の頻度などに影響されることがあるものの、概ね良好である。
不可解な部分があっても、タップしたテキスト部分の音声を耳で確認できるので、これまで問題だと感じたことはないほどだ。
実をいうと、筆者は以前、ボイスレコーダーでの録音に失敗したことがある。録音ボタンを押したつもりで動作していなかったのだ。
しかも取材対象が県知事という、いわば“偉い人”で“超多忙人”だったので再セッティングしてもらうこともできず、記憶を頼りに原稿を執筆する以外の選択肢がなかった。
それ以来、複数のボイスレコーダーを持ち歩き、録音されているかどうかを何度も確認しないと不安になるほどであったが、AIWATCHを手にしてからは、そのような不安を抱くことがなくなった。録音中は「記録中」の文字がデカデカと表示されるからだ。
発表会のセクションが終わり、展示されている製品のハンズオンデモを体験している際に、担当者から重要な話を引き出せることがある。両手のふさがっているそのような状況でも、AIWATCHは録音をし続ける。
おかげで、原稿内に記載する細かい数字の誤りをぐっと減らすことができた。記事掲載後に「ここの数字が違いますよ!」とメーカーの広報担当者から連絡が届くと、各方面に迷惑がかかってしまう。それを防げるだけでも、本当にありがたい。
電池の持ちが長いのも非常に良い。AIWATCHは歩数や心拍数、睡眠のモニタリングをするスマートウォッチでもあるのだが、それでも1週間は充電不要である。
取材仕事がなく、録音機能を全く使わなければ、10日以上充電する必要はない(公式サイトでは最大30日と表記しているが、そこまで試したことはない)。ずっとつけっぱなしでいられる、ということは外出時につけ忘れがないということにつながる。必ず取材時に手元にあり、そして録音の失敗もない。
残念なのは、iFLYTEKがMakuakeでのキャンペーン後に、一般販売を開始していないことぐらいか。iFLYTEKの担当者に話を聞いたところ、製造に時間がかかっており、出資者へのリターン配送にも遅れが出ているとのことであった。それが影響しているのかもしれない。
「AIボイスレコーダーは仕事を変える」アイテムということで取り沙汰されることも多いが、AIWATCHはそれ上のインパクトを与えるのではないかと考えるほど、魅力的なアイテムなのだ。
| 製品名 | メーカー | 購入金額 |
|---|---|---|
| iFLYTEK AIWATCH | iFLYTEK(Makuakeで購入) | 2万8716円 |











