本日の一品

USB端子が斜めに配置、挿しやすさと持ちやすさを重視した「Easy Charger PD35W」

 巷に数多くの製品が存在するスマートフォン用充電器。現在では2つ以上のポートを備えているものや、急速充電に対応しているものも当たり前のように売られており、店頭でどれを選んだらよいか悩んでしまう人も多いことでしょう。

 それだけにメーカー側も、単なる機能・性能にとどまらない工夫で差異化を図っているようで、オウルテックの「Easy Charger PD35W」もその1つ。こちらは2026年9月上旬の発売が予定されているものですが、先行してお借りできたので実際に使ってみました。

オウルテックの「Easy Charger PD35W」。2つのUSB端子を備え、35Wの急速充電が可能な小型の充電器だが、使いやすさへの配慮が多くなされている

 この充電器は名前の通り、USB PD対応で35Wの急速充電に対応したもの。大きさはコンパクトながらUSB Type-CとType-Aの2つのポートが備わっており、2つの機器を同時に充電できる点や、プラグが折り畳み式で収納しやすいといった点は、最近の多くの充電器に共通する点でもあります。

 ですがこちらの製品、使いやすさや心地よさに重きを置いた「Soft」ブランドで提供されるものだけあって、スペックからは見えない部分の使い勝手に力が入れられています。中でも特徴的なのが、USBポートが斜めに配置されているところです。

 なぜ斜めなのかといいますと、ケーブルを抜き差ししやすくするため。人がUSBケーブルの端子部分を持つと、端子が斜めに傾くことが一般的で、充電器に挿入する際に平行に持ち直すのはそもそも不自然なことなのです。人間の自然な動作に合わせた方がケーブルの抜き差しがしやすいので、この充電器ではあえて端子を斜めに配置している訳です。

USB Type-C、Type-Aの端子共に斜めに配置されているのが大きな特徴。人がケーブルを持つ角度に合わせて抜き差ししやすくしている

 実際にケーブルを抜き差ししてみると、確かに端子が斜めになっている方が挿入しやすく、便利だと感じます。ただUSB Type-C端子の方は端子自体がやや固めで、抜き差しにやや力がいる感があるようです。

実際にケーブルを挿入しているところ。端子を平行にする必要がないので挿入はしやすいが、USB Type-C端子はやや固めだ

 また本体自体も丸みを帯びており、先端に従ってやや細くなるデザインであることから、持ちやすくコンセントへの抜き差しもやりやすくなっています。こちらも人間工学に基づいた設計とのことで、全体的に細かな使いやすさに力が入れられていることが分かります。

全体的に丸みがあり、コンセント部分に向かって細くなるデザイン。こちらも本体の抜き差ししやすさを考慮した設計のようだ

 そしてもう1つ特徴的なのが、本体にシリコン製のタグが備わっていること。ここにはUSBケーブルを挟むことができ、充電時に長いケーブルがブラブラしないよう押さえるのに活用できます。

ケーブルを挟むシリコンタグが備わっており、長いケーブルを押さえるのに役立つ

 さらにこのタグを使えば、USBケーブルを本体に巻きつけてその一端をタグに留めることにより、ケーブルと充電器を一体にして持ち運ぶことも可能とされています。ただ実際に試してみますと、本体の大きさの制約もあって巻きつけられるケーブルの長さは1m程度が限界のようです。また固めのケーブルは巻きつけてもすぐほどけてしまう傾向にあったので、セットで利用するなら柔らかいケーブルを使った方が良いでしょう。

タグを活用し、ケーブルを巻きつけて本体と一緒に持ち運ぶことも可能。ただケーブルの種類によってはほどけやすいので注意

 ただ機能面の優位性をアピールする充電器が多い中にあって、持ちやすさや挿しやすさなど、細かな使い勝手に配慮した充電器というのは貴重な存在でもあります。それだけに、日常使いする充電器としては満足感の高い一品といえるのではないでしょうか。

製品名発売元実売価格
Soft Easy Charger PD35Wオウルテック3,700円(予定)