本日の一品

派手さはないが堅実な使い勝手、スタンド機能も付属したMagSafe対応スマホバンド「MagGrip Pro」

 スマホの背面に取り付けて手への負担を軽減するスマホバンドやスマホリングを、ここ2~3年で20~30アイテムは取っ替え引っ替え試している筆者。メーカーサイトの使用例の写真で見ると使いやすく見えても、実際に届いてみるとパッケージから取り出した段階で「あっこれはダメだ」とお蔵入りになることも多く、当たり率は決して高くない。

 そんなスマホバンドやスマホリングで近年あった大きな変化と言えば、MagSafeを用いてマグネットで吸着させるタイプが一般的になったことだ。そのため最近はMagSafe対応製品を中心に試しているのだが、数多く使い比べて分かったのは「指を通す位置の基準がMagSafeの中心だと使いづらい」ということだ。

 MagSafeはiPhone背面のほぼ中央にレイアウトされているが、この中心付近に指を通すタイプの製品だと、iPhoneを持つ位置がかなり上寄りになってしまい、画面下半分の操作がしづらい。

 どちらかというとMagSafeの円よりも下、位置合わせのポイントがあるあたりに指を通すタイプのほうが操作性は良好なのだが、そうした製品は決して多くないのが現状だ。

 そんな中で、現時点で筆者のニーズをほぼ完璧に満たしているスマホバンドが、Andobilの「MagGrip Pro」だ。

製品本体。上下に長いことが特徴

 多くの製品はMagSafeの円にのみマグネットで吸着させるタイプなのに対して、本製品はMagSafeの円の下にある位置合わせのポイントも込みで広い面積を吸着させる仕組みになっており、指1本ではなく2~3本は余裕で通るほどバンド部が長いのが特徴だ。

MagSafe対応スマホに磁力で吸着できる
厚みは+10mm程度と、後述するスタンド機能に対応しながらもスリムだ
大きさの比較。小柄なiPhone 13 mini(左)はもちろんiPhone Air(右)などにも幅広く対応する

 こうした仕組みゆえ、スマホを背面から支えるにあたって、MagSafeの円よりもやや下が支点になることから、タッチ操作でカバーできる範囲は広く、実際に使っていても違和感は少ない。

 また吸着する面積が広いこともあってか磁力も強く、めったなことでは外れないのもメリットだ。

iPhone 13 miniに装着したところ。一部製品のようにボディからはみ出ることもない
iPhone Airに装着したところ。薄型ボディとの相性はよい

 さらにこの製品、ベルトの台座がキックスタンドになっており、スマホを立てることも可能だ。スマホの向きを問わず立てられるので、通知の待ち受けはもちろん、画面を横向きにしての動画の鑑賞に至るまで、幅広く利用できる。

バンド部分を起こすとスタンドが出現する
スタンドを使えば立てて使用できる。横置きでも利用可能

 Pro Maxシリーズのような背の高いモデルを立てると脚の長さが足りず、画面が上を向きがちな問題はあるが、それでも十分に実用的だ。

スタンドは長さを調整できないので、iPhone 13 miniのような全長が短いスマホとの組み合わせでは違和感は少ないが……
iPhone Airのように全長が長いスマホとの組み合わせでは、画面が上を向いてしまいがちという問題がある

 このように見た目の派手さはないものの使い勝手は満点と言っていい本製品だが、カラーバリエーションが本稿で紹介しているブルーのほかオレンジのみと乏しいのが玉に瑕。また標準価格は5000円台と、この種のスマホベルトとしてはやや高額だ。

 筆者としては十分な価値があると感じるが、予算が限られている場合は、Amazonなどのセールを待ってみてもよいかもしれない。

製品名発売元実売価格
MagGrip ProAndobil5280円
Amazonで購入