本日の一品
4万円未満で心電図機能も、満足度抜群のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」
2025年7月10日 00:00
近年はウェアラブル、オーディオ製品を精力的に展開していることで知られるファーウェイが、6月3日に「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」を発売しました。
FITシリーズとしては、初めて「Pro」を冠したモデルということで、多機能さやディスプレイ性能の高さ、バッテリー持続時間など、様々な魅力が詰まったスマートウォッチです。
公式ストアでの販売価格は、フルオロエラストマーベルトを採用したブラックとブルーが3万7180円、ナイロンベルトのグリーンが3万9380円となります。スマートウォッチ市場全体を見れば、決して高いとは感じない価格帯でしょう。
今回、ファーウェイよりサンプル機を試す機会をいただいたので、気に入ったポイントや、特徴について紹介していきます。
HUAWEI WATCH FIT 4 Proでまずポイントなのが、ディスプレイ性能の高さ。大きさは約1.82インチと、スマートウォッチとしては比較的大型で、解像度は480×408ピクセルとなります。
特にピーク輝度が最大3000ニトと明るいのが魅力で、屋外での視認性も抜群です。ちなみに、最大3000ニトは、ファーウェイのスマートウォッチとしても、最大の明るさになっているとのことです。
また、大型ディスプレイを搭載しながら、本体の大きさは約30.4g、厚さ約9.3mmと、薄く、軽いのも特徴。実際に装着している感触としても、見た目よりもかなり軽く、心地よい装着感で使用できています。
ディスプレイにはサファイアガラス、ボディにはアルミニウム合金、縁にはチタニウム合金が採用されており、薄型ながら、耐久性にも安心感があります。
本体側面には、スクロール操作が行える回転クラウンと、サイドボタンを備えます。四角形のディスプレイも相まって、どこかで見たようなデザインではありますが、スクロールのしやすさや、ボタン操作の安心感は抜群です。
HUAWEI WATCH FIT 4 Proに限らず、ファーウェイのスマートウォッチやスマートバンド全般に言えることですが、バッテリーの持続時間が大きな特徴となります。本製品の場合は、通常使用で約10日間、ヘビーユースで約7日間、AOD常時点灯モードで約4日間のバッテリー持続時間があります。
当たり前と言えば当たり前ですが、スマートウォッチのバッテリー性能は、長ければ長いだけ使い勝手が良くなります。日中、外出時にバッテリーが切れる心配はほぼなく、一週間程度の出張であれば、充電器を持ち運ばなくて済むのもポイント。
HUAWEI WATCH FIT 4 Proの場合、仮に充電をしばらく忘れてしまっていても、Qi規格のワイヤレス充電にも対応しているので、専用充電器はほぼ使わなくていいのも、ありがたさを感じます。
ワークアウトモードとしては、一般的なウォーキングやランニングから、ファーウェイの特徴でもあるゴルフ、フリーダイビング、トレイルランといった、多様な種目に対応しています。
健康管理機能としては、身体データを包括的に管理するHUAWEI TruSenseに対応し、プログラム医療機器承認証を取得した心電図機能なども利用可能。心拍数や血中酸素レベル、睡眠モニタリングなど、幅広い機能が利用できます。
個人的には、あまり激しく運動をするタイプではありませんが、高精度な健康管理機能は非常に魅力的に感じています。4万円未満のスマートウォッチとしては、かなり高水準に機能を備えていると言えるでしょう。
ワークアウトや健康管理情報、デバイスの設定は、HUAWEI Healthアプリから行います。各項目がわかりやすく、ローカライズもしっかりとされているため、使いやすいのは間違いないのですが、Androidスマートフォンと接続する場合には、ブラウザから直接アプリをインストールしなければならないのが難点。
慣れていれば苦になりませんが、どうしてもハードルを感じる部分ではあります。
アプリのインストール方法を除けば、スマートウォッチに求められる機能をまんべんなく備えた、万能デバイスであることを、使えば使うほど感じます。特にディスプレイ性能が高いため、通知をチェックするといった、ちょっとした動作にストレスがないのがポイント。
iPhone、Androidスマートフォンのどちらとも接続できるので、スマートバンドからのランクアップなどにもいいデバイスです。
| 製品名 | 発売元 | 実売価格 |
|---|---|---|
| HUAWEI WATCH FIT 4 Pro | ファーウェイ | 3万7180円(グリーンのみ3万9380円) |









