本日の一品
コスパ抜群! タッチパッド付きのiPad用カバー一体型キーボード
2024年9月3日 00:00
少し前から、iPad Air(第4世代)を愛用しています。キーボードなどを必要とする細かい作業をする際には、家に転がっていたワイヤレスキーボードやマウスをつないで使用しているものの、外に出る機会などが増えるにつけ、複数のアイテムをいちいち持ち出すのが面倒に感じるようになってきました。
やっぱりタッチパッドがついている、iPadカバー一体型のキーボードが欲しい! でも、Apple純正のMagic Keyboardは5万円近くするし……と二の足を踏んでいたところ、あるとき純正Magic Keyboardに激似で、かつお値段がセール価格で1万円ちょっと、というコスパ抜群の製品があることを知り、思わず即買い。
その後、しばらく大きな不満も不備もなくご機嫌に使用できているので、ご紹介させていただきたいと思います。
筆者が購入したのは、「GOOJODOQ(グージョドック)」というメーカーの、11インチのiPad Pro・10.9インチのiPad Air 4/5/6世代に対応する、iPadカバー一体型のスマートキーボードです。
Amazonで検索すると、「マジックキーボード」等と思いっきり書かれているのですが、製品の箱やマニュアルには「WIRESS KEYBOARD CASE A1890」と製品名がありました。
なお、今現在に販売されているものは、基本的な部分はほぼ同じで、少しマイナーバージョンアップしているようです。
Apple純正Magic Keyboardに見た目もそっくりなら、使い方もほぼ同じです。カバーを開き、背面を少し折りたたんだらiPadをセット。
純正と異なり、smart connectorを搭載していないので、Bluetooth接続の設定をする必要はあるもの、一度繋いでしまえば、あとはキーボード側の電源を入れるだけで使用できます。
キーボードとしては、やや幅が狭いことに慣れてしまえば、すぐにスムーズにタイピングできるようになりました。
日本語配列版しか見つけられなかったので、この手の製品によくあるUS配列版しかなくて困る等の問題もないと思います(筆者は個人的にはUS配列版のほうが欲しかったのですが)。
ただ配列はやや変態気味で、特に右のShiftキーの部分が「_ろ」に割り当てられているのは、しばらく使っているのに未だにちょっと慣れません。
白眉はタッチパッドの快適さ。これまでもiPadにマウスを繋いで作業することはあったものの、タッチパッドでのMac操作時には、おなじみの各種ジェスチャで、タスクウィンドウの切り替えなどができると、iPad上での作業はこんなにも快適なのか! と今更ながら感動しました。
パッドの感触も、指がひっかかる等の違和感はありません。純正Magic Keyboardを使えばさらに快適なのかもしれませんが、筆者的にはこれで十分だなあと思っています。
反面、本製品に難点がないわけではありません。一番は装着時の重さ。
試しに測ってみたところ約1.2kgほどもあり、カバンに入れて持ち上げたときに感じるズシッとした重みに「うっ!? 」といつも一瞬の逡巡を覚えます。バッテリーを積んでいることもあり、これは仕方ないところです。
もう一つの難点は、そのバッテリーに充電を必要とすること。前述のように、純正Magic Keyboardはsmart connectorで接続してiPadから電力を供給するので充電を必要としないのですが、本製品は本体とiPadにそれぞれ充電を必要とします。
ただ、キーボードの充電はマニュアルによれば300時間近く持つようなので、長時間使用する際には基本的にiPadにだけ給電していれば問題なさそうです。
事実、使っていてキーボード側の充電が切れたことはありませんし、そんな長時間にわたっての作業自体をそもそもしません。
経験された方には同意いただけると思うのですが、キーボード・タッチパッドと一体になったiPad等のタブレット端末は、もはやノートパソコン同然です。
ノートパソコンよりも本体の起動・アプリの起動が早いアドバンテージがある上に、iPadのままだと若干面倒に感じる文字入力等もスムーズに行えるので、脳と直結しているような異様にスムーズな使い心地を得られます。
お値段1万5000円ほど(セール時には1万円強くらいまでお安くなります)という抜群のコスパを誇る本製品。
キーボード・タッチパッドと一体になったiPadの使い心地を未経験の方にはぜひ、一度お試し頂きたいところです。
製品名 | 購入場所 | 価格 |
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GOOJODOQスマートキーボード | Amazon | 1万4800円(税込) |