リバーシブルUSB-Aポートを備えた縦型設置のUSB AC充電器

　今回ご紹介したいのはUSB AC充電器です。新しいガジェットを購入するとついてくるUSB電源ケーブルがどんどんUSB Type-Cアダプターのものに切り替わり、既存のType-Aポートのみを搭載する充電器ではまかないきれず、いずれはすべてのUSB電源ケーブルがType-Cのみに統一されるであろう未来を待ちつつ過渡期を乗り切るために、両方のポートを搭載した製品を購入したのでした。

カシムラのUSB AC充電器「AC-044」。USB-Cポート×2とUSB-Aポート×4を備えます。

　カシムラのUSB AC充電器「AC-044」は、USB-Cポート×2、USB-Aポート×4の合計6ポートを備えるUSB AC充電器です。

　最大出力は40Wで、USB-Aの各ポート2.4A、USB-Cの各ポート3Aで出力が可能。スマートフォンやタブレット向けの製品です。

コンセントへの接続はよくあるメガネコネクターなので、お好みで長さを調節できます。

リバーシブル仕様のUSB-Aポート。通常のものより挿入口の上下が広くとられており、接続端子が中央にあるので、どちらの方向からも挿し込めます。

　何気に面白いのはUSB-Aポートがリバーシブル仕様であること。端子の向きを見ないで差そうとすると大抵向きを間違えていて、差し直したけどやっぱり元の方向で合ってたので結局また差し直すことでおなじみのUSB-Aコネクターを、どちらの向きで差しても大丈夫になっています。

　仕組み自体はけっこう以前からあったように思いますが、改めて使ってみると便利だなと実感します。

コネクターの端子を下向きにして差し込み。

逆側にして差し込み。まったくストレスがなく便利です。

　また、充電器の筐体が縦型に立つ点も地味に便利です。

　仕事用の机の上に設置すれば、机上にあれこれ雑多に置かれる資料や荷物（あるいはゴミ）に埋もれずにひょっこりアタマを出した状態で存在感を主張してくれるので、ちょっと必要になったときにヒョイとつまんで持ち上げて必要なポートに接続できます。

　机を片付ければ良いだけじゃないかと思われるかもしれませんが、そういうことではないのです。

縦型設置なので、机上で存在感を主張してくれます（撮影のために片付けました）。

　ケータイWatchの読者諸兄であれば、USB AC充電器はもう家にいっぱるあるから要らないよ、という方がほとんどかと思います。

　かく言う筆者もその一人ですが、USB充電器はいくつ家にあっても困りません。筆者と同様にUSB-CとUSB-Aの両方のコネクターの充電ケーブルを持て余し気味の方には、お一つオススメしたい一品です。