本日の一品
USBポートも搭載、床面への設置に適した4個口の電源タップ
2024年5月29日 00:00
電源タップは、差込口が1列に並んでいる製品がほとんどだ。こうした電源タップを床の上に置いて使おうとすると、差込口に挿した電源ケーブルに引っ張られて、パタリと倒れてしまいがちだ。そのままにしておくと見た目もよくないし、なにより別の電源ケーブルを差しにくいという問題もある。
その点、差込口が2列になった電源タップであれば、一定の横幅があるため安定しており、ケーブルに引っ張られて倒れることがない。電源タップを購入する時点で、床の上に設置することがあらかじめ決まっているのであれば、こうしたタイプを選んでおいたほうが何かと重宝する。
今回紹介するエレコムの「ECT-25415BK」は、まさにこうした用途に適したコンパクトな電源タップだ。上から見るとほぼ正方形のボディには、4個の差込口が2列×2段にわたって配置されており、どこに電源ケーブルを差し込んでも倒れにくい。またポート間隔に余裕があるため、ACアダプタや充電器も挿しやすい。
さらにUSBポートを搭載しているのも特徴だ。USBポートは前面に配置されており、USB Type-Cが1ポート、USB Type-Aが2ポートという構成だ。出力は合計32Wで、USB Type-Cポートは最大20WのUSB PDにも対応しているので、スマホなどの充電にはぴったりだ。
こうしたタイプの製品は、新製品が発売される事は非常に稀なのだが、本製品は最近登場した後発モデルということもあって、USBポートを搭載するなど、昨今の電源タップのトレンドをしっかり押さえている。また底面にはフック穴もあり、吊るしての設置にも対応できたりと、汎用性も高い。
今回筆者が購入したモデルのケーブル長は1.5mだが、3.0mのモデルもラインナップされており、こちらであれば会議などに持ち込み、テーブルの中央に置いて四方からアクセスするといった用途にも使える。製品柄あまり目立たないが、実用性を重視する人におすすめできる製品だ。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
ECT-25415BK | 4399円 | エレコム |