本日の一品
折り紙のようにたたんで持ち運べるポータブルマウス
2024年4月2日 00:00
今回ご紹介するのは、折り紙のように折りたためるマウス「OriMouse(オリマウス)」です。昨年、クラウドファウンディングサイト「Makuake」で販売が始まった際にWEBで広告を見かけて一目惚れし、直ぐさま応援購入して待つこと約半年、ようやく製品が届いたので使用感などをお伝えしたいと思います。
ガジェット好きの諸兄なら、広告などで一度は見かけたことがあるかもしれないこのマウス、モノとしてはBluetooth接続のワイヤレスマウスに属します。最大のウリは変形機構とポータビリティ。ほぼ板のような形状から、マウスのお尻にあたる部分を左右にスッと寄せて、折り紙で言うところの「山」を作れば自動的に電源が入ってマウスとして使用できるようになります。
感心したのはこんな薄っぺたなのに、ちゃんと左右のボタンを押し込んだときのクリック感があること。そして左右ボタンの中央をなぞればスクロール操作も可能で、その上部にはタップ操作の中央ボタンも備えるという、必要十分な機能を備えています。
そして折りたたんだとき、想像以上にがっしりと安定した手応えがありますし、手のひらに収まる十分な大きさも確保できているようにも思います。「つまみ」でマウスを操作する筆者としても、これくらいの大きさなら手に余計な力をかけずに済みました。「かぶせ」でも同様かとは思います。ちなみにマニュアルには「力を入れて握り込みすぎないように」という注意書きがありました。
また見た目通り、たいへん軽量です。仕様を見ると約38gとあったので、単三電池2本分より少し軽い程度でしょうか。ただマウスが軽すぎると逆に扱いにくいという向きもあるかとは思います。筆者もふだん使っているマウスに比べて軽いので、動かした距離とカーソルの移動距離の違いに、少し戸惑いました。
ちなみに真っ白なマットの上で動したとき、カーソルが反応しなかったので改めて仕様を調べた見たら、マウスの追跡システムがレーザーではなく赤外線センサーでした。本製品を置く盤面によっては、上手く動かないことがあるかもしれません。ただ、持ち運んで使うのが前提のポータブルマウスに、そんな精密な機構を求めるほうが酷かもしれません。
元より持ち運んで使うこと前提の本製品、筆者はiPadとフォルダブルキーボードと一緒にケースに入れて持ち運ぼうと考えています。文字通りお手軽なマウスをお求めの方にはおすすめの一品です。
製品名 | 購入場所 | 価格 |
---|---|---|
OriMouse | Makuake | 8,780円(税込) |