本日の一品

MacBookを持ち運ぶなら、マウスパッド付きケースでウッドボール!

 最近のノートパソコンは大きめのタッチパッドを備える機種が増えてきて、ジェスチャー機能も充実していて快適に使える。筆者が使っているMacBook Airなんかのタッチパッドは感度もよく、ストレスフリーな使い心地だ。しかしそれでも、画像加工など細かい操作が必要なときは外付けマウスを使いたくなることもある。みなさんはどうだろうか。

 そんなわけで、筆者の場合、出張先のホテルとかで腰を落ち着けて仕事することが明らかなときはワイヤレスマウスも一緒に連れていく。のだけれども、困っちゃうのが、ホテル室内のテーブルがガラス製でツルッツルだったりすることだ。

 昔のボール式マウスの時代ならまだしも、今やご存じの通りLEDやらレーザーやらで読み取る仕組みのため、凹凸が少ないうえに透過もしてしまうガラス面だと動きを検出できないことがある。仕方ないのでその辺にあるホテル設備の説明書とかをマウスパッド代わりにしてみたり……。

 ただそれだとあまりにもダサいし、マウスパッドとして作られていないものはよくズレるのでフラストレーションが溜まるばかり。かえって生産性が落ちるのでなんとかしたいな、と思っていた。最初は小さく丸めて持ち運べる薄いマウスパッドがいいだろうか、と考えていたところ、それよりもっとスマートで一石二鳥なアイテムが見つかった。マウスパッドを兼ねたパソコンケース(スリーブケース)だ。

パソコンケース ジブンイロ
パッケージから取り出したところ

 ネットを眺めてみるといろいろなメーカーから同様のコンセプトのパソコンケースが販売されているが、マウスパッド部分は大きければ大きいほどいいだろうということで、選んだのがプラスの「ジブンイロ」シリーズ。合成皮革で、14型ノートパソコンまで対応する。筆者のMacBook Air(M2、13.6型)を問題なく収納できるサイズだ。

MacBook Air(M2、13.6型)を収納したところ

 形としては、スリーブケースにフタのように畳んで閉めるフラップが付いた感じ。収納したノートパソコンがいきなり飛び出たりするのを防ぐとともに、フラップを開くとマウスパッド代わりに使える、というのが特徴だ。フラップ部分は3mmほどの厚みがあり、なかなかにしっかりした素材感となっている。

フラップを開いて取り出す
フラップ部がマウスパッド代わりに

 マウスの滑りやすさについてはそれほどでもなく、多少のブレーキがかかる感じなので、一般的なパソコン作業にはちょうどいい。ホテルでケースごとカバンから取り出し、開いて、ノートパソコンとマウスをこの上にセットすれば、即席のデスクマット&マウスパッド付き仕事スペースのできあがり! という感じだ。

表面はフツーのフェイクレザー。ゲーミング的なマウスパッドのようにめちゃくちゃ滑るわけではない

 マウスの操作性が高まると仕事のやる気も出るというものだが、しばらく使ってみてちょっと気になっているのが、カバン(バッグ)への収まりがあまり良くないこと。ノートPCを収納する部分の厚みも1~1.5mmほどあり、しっかりした作りがかえってしなやかさを削いでいる。カバンから取り出すのもしまうのも、わりとひと苦労だ。幅があと1~2cm小さいバージョンもあれば最高なのになあ……。

普段使っているバッグのポケット(書類、ノートパソコン入れ)に入れるのがかなり大変になってしまった
製品名実売価格発売元
パソコンケース ジブンイロ TW-BG0033362円~プラス