本日の一品

モンベルの手袋がピンポイントでスマホ操作できるようになっていた

暖冬に良さそうなスマホ対応手袋を購入した

 12月後半に入ったにもかかわらず、なぜだか全然寒くない日が続いている東京。外出時に手袋することもまだあまりないのだが、暖冬の今年にちょうど良さそうな手袋を、アウトドアブランドのモンベルで見つくろってみた。

 購入したのは「ウイックロン ZEOサーマル グローブ」で、メーカーいわく「適度な保温性と蒸れにくさを両立し、フィット感に優れたグローブ」とのこと。風を通すので気温が1桁前半まで下がると厳しそうだけれど、それ以上の「ちょい寒」くらいの日ならバッチリ温かく、でも汗で蒸れたりしにくい薄手の手袋だ。これを選んだのは昨今の気象状況に加えて、もう1つ理由がある。スマホ画面も操作しやすそうなデザインになっていたからだ。

ウイックロン ZEOサーマル グローブ

 モンベルが最近取り扱っている手袋は、ガチ登山用のような分厚いもの以外はかなりの割合がスマホ対応になっていて、手袋をしたままタッチパネルを操作できる。のだけれど、これまでは人工皮革のような素材で、人差し指と親指の腹部分を大きく覆っているものが多かった。実際にこれで操作しようとするとホットポイントがわかりにくく、画面の意図しない箇所がタッチされがち。画面が反応しないこともよくあった。

 対して今回は、手袋のメイン素材に導電繊維らしきものが刺繍のように直接縫い付けられている。逆U字の形で最小限の範囲だけがホットポイントになるので、狙った箇所へのタッチがかなり正確にできるようになった。以前より反応もよく、なかなかうまく操作できずストレスを感じるようなことも減っている。

導電繊維らしきものが直接縫い付けられている
下が1年前に購入したモンベルの別シリーズの製品。導電性の素材が指先を広く覆っているせいで、ピンポイントでタッチしにくい
新しい手袋だとこれくらい小さなリンクでも狙い違わずタッチできる

 薄手で柔らかい素材ということもあり、使わないときにポケットに突っ込んでおいてもかさばらない。これからどんどん寒くなってくると、さすがに屋外では耐えられないかもしれないが、暖房の弱い屋内で使うのもアリだろう。手袋をしたままでもキーボードのタイプくらいならこなせるので、デスクワーク中に手が冷たくなってしまう冷え性な人にもおすすめだ。

製品名発売元販売価格
ウイックロン ZEOサーマル グローブモンベル2,420円