本日の一品
コスパ抜群な最新Androidタブレット端末「Xiaomi Pad 6」
2023年9月6日 00:00
筆者が愛用する「iPad mini 5」も、使用開始から5年近く経ちました。電子書籍を読んだり動画を見たりするには支障はありませんが、そろそろ新調したいなという気持ちが高まる昨今です。しかし、iPadシリーズに限らずApple製品は円安の影響を受けて値上がりしてしまい、簡単に買い替えるわけにはいかないと言わざるを得ないのが筆者の現状です。
新製品が出たら中古のiPadを購入しようかと考えていたところ、ケータイWatch編集部から「これを使ってみませんか?」と提案を頂きました。それが今回ご紹介する「Xiaomi Pad 6」です。久々にAndroidタブレットに触れて、最新版は驚くべき進化を遂げているのだなと感心してしまったので、ぜひともおすすめさせていただきます。
「Xiaomi Pad 6」はシャオミ社の新型タブレット端末です。OSはAndoroid OS 13、ディスプレイサイズは11インチ(解像度2,880×1,800)、CPUにSnapdragon 870を搭載し、メモリは6GBまたは8GBの2機種があり、ストレージはいずれも128GBです。カタログスペック的に見ても高性能な仕様のように思います。本体の厚さは約6.51mm、重さは約490gと持ち運びにも負担になりません。性能とサイズ・重さ的には「iPad(第10世代)」か「iPad Air」との競合かと思います。ただ本製品の圧倒的な利点はコストパフォーマンスの高さにあると筆者は思います。本製品の価格は6GBモデルで4万9800円、8GBモデルで5万9800円と、iPadシリーズと比較してもかなり安価なのです。
いやいや安価なAndroidタブレット端末は数多くあります。実際の使用にはアレコレ不便があるのかもと不安はあったものの、結論から言うと心配は杞憂でした。電子書籍の読書や動画の閲覧はもちろん、最新のゲームをサクサク動きますし、仕事でもメモリ不足でイライラすることはありませんでした。だいたいGoogle Playストアが利用できてAndroidアプリが自由にインストールできるため、困ることはほぼありません。
ただ、長らくiPadを使ってきた筆者としては、Apple社のエコシステムが使えないことが難点でした。しかし今は、AndroidでApple Musicを使えたりするんですね。知らなかったのでビックリしてしまいました。また、Web版のiCloudも利用可能で、予想よりも不便に感じないというのが正直なところです。
その他にも特に筆者に刺さったのは、本体に搭載されたクアッドスピーカーと、別売りのカバー兼用のキーボードでした。Dolby Atomos対応というクアッドスピーカーは、立体感のある迫力ある音を提供してくれます。映画や動画の鑑賞、そして筆者が毎日のように観ている野球中継のお供に最適で、ひいきの球団の迫力のある応援も臨場感あふれるものになりました。iPadシリーズと比べても、このクアッドスピーカーは「iPad Pro」シリーズのみが搭載している特徴であり、コストパフォーマンスの一環として価値を感じました。
さらに、カバー兼用のキーボードも便利でした。端末の背面に接続する仕組みで、別途の充電やBluetooth接続は不要です。キーボードのサイズもタイピングの感触も素晴らしく、スムーズな入力が可能です。この記事も実際にメモアプリを使用して書いてみています。横置きのスタンドにもなりますし、本製品を利用する上ではほぼ必須のアクセサリーと言えるかも知れません。
あれこれと書き連ねてきたように、かくもコストパフォーマンスの良い本製品。Androidタブレットを考えている方には是非オススメしたい一品です。新しいタブレットを検討しているものの、iPadは価格的にちょっと……とお考えの方々にも、是非検討していただきたいモデルだと思います。
製品名 | 販売元 | 価格 |
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Xiaomi Pad 6(8GBモデル) | シャオミ | 5万9800円 |