使わない電源ケーブルをコンセントに挿してキープできる「コンセントプラグホルダー」

　何日間にもわたる外出などでは、家電製品のプラグは根元から抜いておいたほうが、待機電力の節約になるのはもちろん、通電による火災を防ぐにも有効だ。

パッケージ。幅7mmまでのケーブルに使えるとされている

　もっとも、抜いた電源ケーブルをそのまま床に転がしておいたのでは、足で踏んだり引っ掛ける危険も高まるほか、どのコンセントにどのプラグを差していたのか、あとから分からなくなって混乱することもしばしばだ。

　こうした場合に便利なのが、今回紹介するコンセントプラグホルダーだ。これはコンセントから抜いたプラグを、そのままコンセントの口に引っ掛けてキープしておけるアダプターだ。

　仕組みは写真をご覧いただければと思うが、本体には樹脂製のダミーのプラグが用意されており、こちらを本物に代えてコンセントに差し込む仕組み。これならば、プラグを抜いたあと、電源ケーブルがどのコンセント口に差さっていたかが一目瞭然になる。

製品本体。1パッケージに2個同梱されている

樹脂製のダミープラグをコンセントに差し込む仕組み

利用に当たってはまずプラグ部分のパーツを外す

次に電源ケーブルをセットする。必ずしもUの字にならなくても挟めさえすればよい

　コンセントから抜いた電源ケーブルをコンセント付近にキープしておけるグッズはほかにもあるが、本製品のようにコンセントそのものに差し込んでキープするという構造は珍しい。コンセントが浮いた状態を保っているので、踏みつけることもなく、また掃除機をかける場合などに邪魔にならない利点もあるだろう。

　唯一気になるのは、コンセントからぶら下がる形になることから、隣のコンセントに干渉しないか否かということだが、これは上下を入れ替えるなどすれば解決できるだろう。特定のコンセントには必ずこの家電製品を差すといった具合に、組み合わせが決まっているのなら、便利に使える製品だ。

プラグ部分のパーツを再度はめ込めば完成

使わない時はこのようにダミープラグ側を差し込んでいおく

使う時は本物のプラグを差し込んで使う仕組みだ