デザインいろいろ、電子書籍端末にも向いたスマホグリップ「GRIPMINI」

　RhinoShieldの「GRIPMINI」は、スマホなどデバイスの背面に貼り付けて持ちやすくする、スマホグリップに分類される製品だ。通常はたたんでおき、使うときには手前に引っ張ることでアーチ状に展開し、指を差し込んでデバイスを保持しやすくできる。

製品本体。プレートの模様はマーブルのほか各種ある

　折りたためることが大きな特徴の本製品だが、たたんだ状態でも実測6.5mm程度の厚みがあり、小柄なスマホと組み合わせると、やや存在感がありすぎる。個人的におすすめなのは、Kindleなど電子書籍端末との組み合わせだ。

裏面のテープでデバイスに貼り付ける。直接ではなく保護ケースに貼り付けたほうがよいだろう

横から見たところ。厚みは実測6.5mmとややある

引っ張ると左右の樹脂パーツがアーチ状に伸びてこのような形状になる

一般的なスマホリング（左）に比べると面積はやや大きい

　たとえば6インチの「Kindle」の場合、本製品をケースの上から取り付けると、片手で保持しながらの読書に最適だ。スマホだとポケットに入れて外出する機会も多く、そうした場合に本製品の厚みはどうしても気になるが、自宅内での利用が多く、また持ち出す場合もポケットではなくバッグに入れることの多い電子書籍端末との組み合わせなら、そのような問題も起こりにくい。

電子書籍端末（の保護ケース）に取り付けたところ。隙間に指を入れて保持する

たたんだ状態。ポケットに入れるとなるとやや気になる厚みだ

使用中の状態。仰向けの姿勢でも楽に保持できる

　また本製品は、デバイス本体を横向きにした状態での持ち方がいまいち考慮されていないのだが、Kindleのようなコンパクトな電子書籍端末は縦向きでの利用に事実上限定されるため、そうした意味で相性もよい。仰向けになって頭上にかざしながら読書する場合も、ウトウトしていて端末が顔面に落下するのを防げる。

　これに加えて本製品は、角度を調節してスタンドとしても使うことができる。立てた状態でタッチ操作をバリバリこなせるほどの安定性はないが、デバイスから一時的に手を離して用を足したい場合など、そのまま立てておけるのは便利だ。

デバイスを立てるためのスタンドとしても利用可能

横から見たところ。アーチ状の部品をスライドさせて角度を調節しているのが分かる

　今回紹介したマーブルをはじめ、本体の柄は多種多様なデザインがラインアップされており、好みに合わせて選べる。さまざまなコラボデザインも行われており、ファッション性を兼ね備えたアイテムとしてお勧めしたい。