本日の一品

最強コスパのスマホスタンド「ハンドキャッチスタンド」を手に入れた

製品名“ハンドキャッチスタンド”は名前通りスマホを両手でキャッチするスタンドだ

 スマホやタブレットで動画を観る時にあれば便利なアイテムの筆頭は、何といってもスマホ・スタンドだろう。今回は以前ご紹介したレトロなBluetoothスピーカーと同時にダイソーで手に入れた“ハンドキャッチスタンド”という、ファニーなスマホスタンドをご紹介したい。

カラーは白と黒の2色が用意されている最大160㎜までのスマホに対応

 ガジェット大好きな筆者は、今までにも多くのスマホスタンド的な用途に使える商品をコレクションしている。大雑把に分けてスマホスタンドには、携帯性や収納性に重点をおいた折り畳み型、昨今はやり始めているスマホ本体の背面に張り付けるペデスタル型、スマホスタンド以外の主たる機能のオマケとしてスマホスタンド機能を提供するものなどさまざまだ。

過去から現在までスマホスタンドには様々な形態デザインがある

 今回ご紹介する“ハンドキャッチスタンド”は、純粋にスマホスタンド単機能だけを実現する極めてシンプルな構造のモデルだ。商品のカラーは、筆者が手に入れた白と黒モデルの2種類。対応できるスマホは幅6cm~16cm、厚さは最大で9mmまでだ。感覚的には少しタイトだが現在売れ筋の7インチ弱の大型スマホまでは対応できそうだ。

 ハンドキャッチスタンドの実サイズは、直径10cm前後の楕円形。重さは実測39gだった。おそらく内部には復元力のあるスチール系の骨組みがあり表層はABS系の樹脂で覆われた構造だ。スマホを支える部分は左右の親指を立てた“いいね!”ポーズの手だ。この“いいね!ハンズ”の両方の手でスマホを縦位置、横位置で掴む構造となる。

ハンドキャッチスタンドは“いいね!ハンズ”型のスマホスタンドだ

 ハンドキャッチスタンドは、両手でスマホのどの部分をキャッチ(掴む)するかでスマホ全体の傾き設定が出来る。スマホの下の方を掴んで立てると限りなく垂直に近い立ち姿勢となり本体の上部を掴むことで仰角の大きな寝た格好の立ち姿勢となる。

縦置きではキャッチ位置の上下で液晶の角度調整も可能だ

 20:9アスペクトのスマホであれば、画面サイズ6インチ強クラスまでは大丈夫だが、意外と厚みに関してはクリティカルだ。筆者の所有しているスマホの中では背面の丸い個性的デザインの「BALMUDA Phone」がキャッチできる最厚スマホだった。

 横置きスマホをキャッチする場合も同様だ。横置きでハンドキャッチスタンドを使う場合はまず片側の“いいね! ハンズ”をスマホの一方の端に引っ掛けもう一方の"
いいね! ハンズ”を強く引っ張って反対側の端に引っ掛けるイメージだ。

横位置でのキャッチは164mmが感覚的な限界だ。縦横いずれも出っ張るカメラ、電源スイッチなどの配置が多少自由度の制約を受けることがある

 筆者の「Redmi Note 10 Pro」のサイズは76.5×164×8.1mmだ。ハンドキャッチスタンドのパッケージに記載されている、横置きスマホの最大キャッチサイズである160mmを4mmオーバーしているが、なんとか誤差範囲でキャッチ可能だった。

 横位置での最大キャッチサイズである160mmを超えて、無理やりキャッチさせて長く放置すると、広がった両腕がゆっくりと閉じて元のイメージになるまでに多少の時間は必要だが復元はしてくれるようだった。

 スマートフォンを縦位置、横位置にキャッチしてディスプレイの角度設定も自由自在だと思えるハンドキャッチスタンドだが、意外と自由度を阻害するのはスマホ側面に配置された電源ボタンや音量ボタン加えて、昨今増えてきてる大きく出っ張った複数のカメラなどだ。

 ハンドキャッチスタンドは、日常使い現役モデルのスマホと一緒に使うのも有意義で楽しいが、現役を退いた以前のスマホを寝室や自室ホームオフィス専用のアラーム時計やお知らせ端末、フォトフレーム、Google アシスタント用のデバイスとして活用するのもなかなか便利だ。

現役を引退した昔のスマホを再活用すればいろいろ便利に使えそうだ

 スマホを“持ち歩かない便利デバイス”と決めたら常時ハンドキャッチスタンドを取り付けたまま少し工夫するだけでデスクやテーブルでの活躍の場も増えるだろう。しかしウッカリするとと家族にネイルアートで遊ばれてしまう危険性もあるので要注意だ。

製品名発売元実売価格
ハンドキャッチスタンドダイソー110円