メガネの曇りがバッチリキレイに、洗浄槽が取り外し可能な「超音波洗浄機」

　最近、急速に視力が低下した弊家の子どもたちがメガネを使い始め、一家4人全員がメガネを着用するようになりました。常用するものだからこそ、メガネはキレイに保っておきたいもの。ということで、以前から欲しかった超音波洗浄機を購入してみることにしました。

　超音波洗浄機は、水を張った洗浄槽の中にメガネやアクセサリーなどを入れて超音波で汚れを落とす仕組みで、昨今は低価格な製品も出ており、何を買っても大差ないかな……？　と思っていた筆者が選択したのは、サンワサプライの「200ｰCD037」でした。本製品の特徴は、水を張る洗浄槽が本体と分離するところ。バケツのような取っ手もついていて、洗浄槽を持ち上げれば簡単に水を交換できるという点が気に入りました。

サンワサプライの超音波洗浄機「200ｰCD037」

　実は筆者は、学生時代に数年間、メガネ屋で働いていたことがあります。店先に置かれた超音波洗浄機の水交換と清掃は1時間ごとに必須の作業で、重たい洗浄機を都度持ち上げて水の汲み捨てを行うのは結構な手間でした。あの頃、この取り外し可能な洗浄槽があればどれだけラクであったかと思わずにいられません。

バケツのような取っ手がついており、洗浄槽が分離します。

何気に面倒くさい水の汲み捨てが楽に行えます。

　もちろん、分離式だからといって洗浄力が低下するようなことはなく、しっかりメガネやアクセサリー等の洗浄ができているように思います。久々に自分のメガネを洗浄にかけたら、ビックリするくらい汚れが浮いてきました。さらに、洗浄槽の中にアクセサリーを入れるための籠や、時計のベルト用の台などが付属するのも良い感じです。

久々にメガネを超音波洗浄にかけたところ、ビックリするくらい汚れが浮いてきました。

アクセサリー洗浄用のパーツもついてくるので、写真のように指輪の洗浄なども行えます。

　あえて気になる点を言うなら、本体のフットプリントが少し大きめであることや、洗浄槽が楕円形なのでフレームが四角い大ぶりのサングラスが入らなかったことくらいでしょうか。とはいえ普段使いする分にはほとんど困りませんし、一家全員のメガネをキレイに保てることに比べれば些細なことです。メガネの曇りは心の曇り。超音波洗浄機を導入して、精神をクリアに保ってみるのはいかがでしょうか。